商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
| 発売年月日 | 2025/09/01 |
| JAN | 9784594101275 |
- 書籍
- 新書
あなたの街の上下水道が危ない!
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
あなたの街の上下水道が危ない!
¥1,045
在庫あり
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
「あなたの街の上下水道が危ない!」というタイトルに偽りなく、そのことを解らせてくれる本です。やたら危機感を煽る文章ではなく、根拠を示しながら事実を述べているだけなので、建設的な思考をしながら読むことができます。 「公共」についても考えさせられる内容です。水道事業は、「民営か公...
「あなたの街の上下水道が危ない!」というタイトルに偽りなく、そのことを解らせてくれる本です。やたら危機感を煽る文章ではなく、根拠を示しながら事実を述べているだけなので、建設的な思考をしながら読むことができます。 「公共」についても考えさせられる内容です。水道事業は、「民営か公営か」という単純な二択ではないということも学べます。私事ですが、小学校に隣接していた"水道に関する施設"が何だったのか、数十年経った今、この本を読んで知りました。それほどに、水道事業について無関心で生きてきたのだと思い知らされました。 たとえ一市民であっても「公共」を作る主体として、「水道料金値上げするな」と言いながら「衛生や安全は守ってほしい」と無責任に声を上げるだけではいけないと思いました。また自治体側も、住民に対し政策への理解を求める時に「説明会」を開きがちだけれど、説明だけではなく共に話しあえる場を設けてほしいです。 「水道に何を求めるか」という価値観を問い直さなければいけないし、そのきっかけを与えてくれる本でした。水道というインフラは自治体が担っているけれど、価値観の問い直しに係る重要なメッセージは、ぜひ国から発信していただきたいものです。
Posted by 
