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森のはずれの美術館の話
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森のはずれの美術館の話

梨木香歩(文), ゲオルグ・ハレンスレーベン(絵)

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森のはずれの美術館の話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブルーシープ/トランスビュー
発売年月日 2025/08/20
JAN 9784908356704

森のはずれの美術館の話

¥2,200

商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2025/11/26

週末に世田谷美術館と国立新美術館に行ってきた。アートと向き合うことは非日常的であり、日常的である。アートはもちろんのこと、その空間の中に身をおくことで、自分自身がそれ全体と一体化した感覚になる。美術館を離れてからも、日常の中で様々な美しさに気づく。心が豊かになり、日々の生活が自分...

週末に世田谷美術館と国立新美術館に行ってきた。アートと向き合うことは非日常的であり、日常的である。アートはもちろんのこと、その空間の中に身をおくことで、自分自身がそれ全体と一体化した感覚になる。美術館を離れてからも、日常の中で様々な美しさに気づく。心が豊かになり、日々の生活が自分にとって愛おしくかけがえのないものだと再確認できる。私にとって美術館はそういうところだなぁとページをめくりながらぼんやり思った。

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2025/11/02

2025 芸術の秋 第5弾 国立西洋美術館 “西洋美術館が幻想的絵本に   梨木香歩さん×「リサとガスパール」の画家” という朝日新聞の記事(2025.9.28)にひかれて、図書館の予約を入れました。 待ちに待っていた本書を手にすると、しばらく飾っておきたい気持ちになりまし...

2025 芸術の秋 第5弾 国立西洋美術館 “西洋美術館が幻想的絵本に   梨木香歩さん×「リサとガスパール」の画家” という朝日新聞の記事(2025.9.28)にひかれて、図書館の予約を入れました。 待ちに待っていた本書を手にすると、しばらく飾っておきたい気持ちになりました。小さい美術館が手のうちにあるようです。 記事に「絵本の構想は、子どもの来館者を増やしたいという西洋美術館内の議論から生まれた」とありました。 ということで、前半は子ども向け「電車に乗ってきたある母子の話」です。男の子は、展示室でお母さんとはぐれてしまいます。こういうことって、あるあるだなあと。その中での体験が幻想的!こういうの大好きです。 この親子が美術館を出るときに、なぜかヘビ登場!記事によると、梨木さんが取材のために訪れた際、正面玄関前に本物のヘビが現れたのだそうです。なんて不思議!しかも今年はヘビ年だ!! 後半は、大人向けのエピローグ“西洋美術館クロニクル”これがまた良いです。詩的に語られる美術館の歴史に、酔いしれてしまいます。非常に心にフィットする絵本でした。 今まで、西洋美術館を通り過ぎているだけだった私は、“行かなくては”という気持ちになりました。

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2025/10/17

国立西洋美術館を題材にした絵本。 表紙の鮮やかな色使いの絵は、「リサとガスパール」で有名なゲオルグ・ハレンスレーベン。この絵と、文が梨木香歩さんというところに惹かれて手に取りました。 【電車に乗って美術館にきたある母子の話】 上野の森の東のはずれにある国立西洋美術館でのお話で...

国立西洋美術館を題材にした絵本。 表紙の鮮やかな色使いの絵は、「リサとガスパール」で有名なゲオルグ・ハレンスレーベン。この絵と、文が梨木香歩さんというところに惹かれて手に取りました。 【電車に乗って美術館にきたある母子の話】 上野の森の東のはずれにある国立西洋美術館でのお話です。飾られた絵にいつの間にか入り込んでいる感じがしました。この絵だという絵に出会い、楽しい経験ができた喜びを感じました。 【西洋美術館クロニクル】 こちらは文章のみ。文がまるで竜のように駆け抜ける印象を受けました。相容れない魂が、お互いを認めあった先にあるもの。それが豊かなものでありますようにという、この美術館への願いを感じました。

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