商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
| 発売年月日 | 2025/08/07 |
| JAN | 9784408559636 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
4
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男らしさにこだわるじいちゃんと、現代っ子の僕の話。寺地はるなにしてはスピード感と元気の良い作品で、そしてものすごく良かった。 第1話 隣の席の小西はどんどん侵略してくる。僕はは広げたくなんかない。自分の世界を快適に保つことにエネルギーを注ぎたい。 一昨年の夏に戦争が終わった。...
男らしさにこだわるじいちゃんと、現代っ子の僕の話。寺地はるなにしてはスピード感と元気の良い作品で、そしてものすごく良かった。 第1話 隣の席の小西はどんどん侵略してくる。僕はは広げたくなんかない。自分の世界を快適に保つことにエネルギーを注ぎたい。 一昨年の夏に戦争が終わった。でも玉音放送はよく聞こえなかったし、何言ってるかさっぱりだった。橋の下で寝起きしてる男に、ご飯を恵んでもらった。母が自殺してからいろんな家をたらい回しにされている。飯のお礼にアケビを持ってくるといったら、いらないから、お前が大人になった時、腹を空かせている奴に食わしてやってくれと言われた。 僕桐矢とあずきの母は三女で俊子という。僕の誕生日祝いで従姉妹たちも集まった。そこにおじいちゃんがやってきた。おじいちゃんはレトルトカレーを10個ほど持ってきた。おじいちゃんは桐矢となら住んでもいいと言い出す。 僕は小中学生向けの教室を運営している。なんでも係みたいな役職だ。祖父と暮らす決心がつかないまま二ヶ月が過ぎた。 列車に乗っていたら毛玉が転がってきた。女は毛玉と編み棒をしまうと、みかんをくれた。 祖父と暮らすか決める前に、祖父の暮らしを覗き見にいく。スーパーでは年寄り仕草で大変に恥ずかしい醜態を晒している。祖父に存在を気づかれた。祖父の裏に住んでいる葉月さんが、気にして見にくる。専門の清掃業者に家の清掃を頼むなら一緒に住んでもいいことにする。 嫁をもらって、3人の女の子がいる。ピース食品で働き、カレーのルーを開発している。 桐矢はドライカレーを作る。夏野菜を揚げてカレーに加えたりもできる。
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世代間の考え方のギャップで面白さを見出していく話で自分自身のところに置き換えたりしてそういえば自分の祖父もそうだったなと思うところがあったりして過去を振り返るいい機会を得られた作品だった。読みやすいけどあまり心揺れる感じは無かったので控えめの評価
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祖父と桐矢、2人ともそれぞれの信条を持っている。時代背景やこれまでの生き方で染みついたその価値観は互いに受け入れ難いものだろうし、理解できないだろうとうっすら感じではいたのだろう。ただ、互いに分かり合えない存在でも、その中に相手を見捨てきれない、心の深い部分でのつながりは確かにあ...
祖父と桐矢、2人ともそれぞれの信条を持っている。時代背景やこれまでの生き方で染みついたその価値観は互いに受け入れ難いものだろうし、理解できないだろうとうっすら感じではいたのだろう。ただ、互いに分かり合えない存在でも、その中に相手を見捨てきれない、心の深い部分でのつながりは確かにあった。 甘口のカレー、あらゆるところに残された祖父の殴り書き、戦後幼かった祖父の経験、子どもへの愛情。祖父の本当の一面が見え隠れする描写が、頑固で口が悪くてずんずん突き進む祖父を、憎めない存在として惹きつけさせていた。
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