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#東京アパート

吉田篤弘(著者)

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1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2025/07/15
JAN 9784758414906

#東京アパート

¥1,980

商品レビュー

3.5

41件のお客様レビュー

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2026/07/30

題名通りアパートを舞台に、もしくはアパートを絡めた21の短編集。 「月とコーヒー」も文中に月とコーヒーがメインで、またはチラチラ出てきたりします。そして幻想ファンタジー。 でも、今作はわりと現実的な感じ。 感情を揺さぶられたり、深く考えたりしないでもすむ、ぼんやり読み進めるの...

題名通りアパートを舞台に、もしくはアパートを絡めた21の短編集。 「月とコーヒー」も文中に月とコーヒーがメインで、またはチラチラ出てきたりします。そして幻想ファンタジー。 でも、今作はわりと現実的な感じ。 感情を揺さぶられたり、深く考えたりしないでもすむ、ぼんやり読み進めるのに向いている。それでいながら、なんだか、ちょっとだけ、じわっ、とくる感じが心地好い。 まるで、きわめて素朴な味しかしないクッキー缶のよう。 映える缶缶に入っているでもなく、一つひとつが違って見た目も奇抜で刺激的な食味になっているわけでもない。どれも全部おっとりとしたベージュの色味のクッキーなのに、急いで食べ切っては惜しくなっちゃう。毎日ひとつだけ、ゆっくり噛み締めて味わいたい。そんな作品。 ・天使が焼いた悪魔のケーキ ・おひとりさま ・あの海が見えたとき ・部屋を決めた日 ・幽霊の電話 ・チョコレートケーキ が、私は好き。

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2026/06/13

なんだか心に余裕がなく、しばらく読書をできていなかった。かなり途中で放置してしまっていたこちらを不意に手に取って読了。しおりが挟まっていた場所から読み始めたら、わたしのすきな、吉田篤弘さんならではのするすると心に広がってゆく文章がギュッと詰まっていて、何度も何度も読み返してしまっ...

なんだか心に余裕がなく、しばらく読書をできていなかった。かなり途中で放置してしまっていたこちらを不意に手に取って読了。しおりが挟まっていた場所から読み始めたら、わたしのすきな、吉田篤弘さんならではのするすると心に広がってゆく文章がギュッと詰まっていて、何度も何度も読み返してしまった。 "何度も読んだ本は本物のお守りにはならないかもしれないが、人生の中のちょっとした短い時間のお守りにはなる。”

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2026/06/08

とても心が穏やかになった一冊。 吉田篤弘さんの作品は、なぜか寝る前の寝室で読みたくなる。不思議と落ち着く文体でとても好きな作家さん 今回も、東京の古いアパートの小さな部屋に住む、さまざまな人たちの人生を静かに垣間見る連作短編。 特別な出来事が起こるわけではない。 長くて一瞬の人...

とても心が穏やかになった一冊。 吉田篤弘さんの作品は、なぜか寝る前の寝室で読みたくなる。不思議と落ち着く文体でとても好きな作家さん 今回も、東京の古いアパートの小さな部屋に住む、さまざまな人たちの人生を静かに垣間見る連作短編。 特別な出来事が起こるわけではない。 長くて一瞬の人生の一コマを、そっと覗いているような感覚。アパートの窓に映る明かりと同じように、人の数だけ違う人生がそこにある。 読んでいると、人との繋がりや、自分の人生についてふと思い返す瞬間が訪れる。 「帰る場所があるからこそ、明日も仕事に行ける、外出できるんだ」と、静かに実感できる。 穏やかで、優しくて、読んだ後ほんのり温かい気持ちになる。 吉田さんらしい、日常を大切にしたくなる作品でした。

Posted by ブクログ

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