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反転領域 創元SF文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2025/07/10 |
| JAN | 9784488627119 |
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商品レビュー
3.9
46件のお客様レビュー
久しぶりの著者の本でしたが、もう一つでした…スペースオペラのイメージが強すぎたのかスリラー要素の分、わたしにはなじまなかったのかな。次から次への目まぐるしい展開が大好きだったので、今回はゆったり館を感じました。でも、アイデアはさすがという感じです。
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いやぁ、きたね、これ。めっちゃおもろい。 事前情報なしで(+あまり期待せずに)読み進めましたが、いい意味ですごく裏切られました。これ、映画やドラマ、アニメにしたらとても合うんじゃないでしょうか。 序盤は大航海時代を彷彿とさせる冒険譚。と思いきやの急展開。そこからは物語の方向性を...
いやぁ、きたね、これ。めっちゃおもろい。 事前情報なしで(+あまり期待せずに)読み進めましたが、いい意味ですごく裏切られました。これ、映画やドラマ、アニメにしたらとても合うんじゃないでしょうか。 序盤は大航海時代を彷彿とさせる冒険譚。と思いきやの急展開。そこからは物語の方向性を探りながら読み進める感じ。終盤の手前で全貌は明らかになるのですが、どこかどんでん返しがある気がして、結末を迎えるまでは半ば疑心暗鬼のまま。結局は、行儀良く、スマートに幕は閉じるので、杞憂に終わるのですが。。 序盤〜中盤までの不安と謎が蠢く雰囲気とは打って変わって、全貌が明らかになってからはドラマ性が高く、心揺さぶる熱い展開でした。そう思うと、序盤の海洋冒険小説的な雰囲気を引き立たせる修辞的技法は終盤で鳴りを潜めていたりと、構成含めよく練られていた作品なのかな。 物語の性質上、スッキリしない箇所もあるにはあるのですが(ラモスたちは生還できたのか、結局大建築物とは何なのか)、個人的にはその辺は全く気にならず、むしろ最後の余韻の残る締め方が美しくって、それだけでも満足できる作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いやー、これは久々にやられましたわ。面白かったです。 時は19世紀、探検隊を乗せた帆船が北極圏を目指すシーンで幕を開けるこの作品。徹頭徹尾、主人公の目線で描かれていて、主人公と共に冒険を進めるうちに読者の視界も開けていく巧みな構成。 「あれ、これ、SF・・・?」と訝しみながら読み進めると、あっと驚く展開が待ち受けています。細かく章分けされていて、ざっと並べると 第1章:ふーん・・・ 第5章:? 第6章:!? 第9章:これはまさかの「果しなき流れの果に」パターン・・・!? 第10章:!? 第11章:!! 第15章:・・・(ドキドキ) 第16章:えぇっ!? 第17章:戻ったぁ!? 第19章:これは伏線・・・? 第20章:ちょっと待てぇっ! 第21章:伏 線 回 収 やっぱり・・・ 第24章:あわわわわわわ 第25章:これがメインということで良いんだな?良いんだな!? 第28章:結局そうなるのか・・・(泣) 第32章:えぇ・・・切ない・・・ 第33章:や っ ぱ り「果しなき流れの果に」 か よ てな感じで、視点も感情もジェットコースター状態でした(一部、極めて乱暴なメタファーですみませんヽ( ´ー`)ノ)。この雑な流れの紹介だけでもかなりのネタバレになると思いますので、「ネタバレ」欄にチェックしておきますねー。 SF慣れしている読者なら、この物語の真相については途中で薄々勘付くと思います。散りばめられた伏線が比較的わかりやすく、求められるSFリテラシーはそれほど高くありません。 むしろ、鴨がこの作品に関して最も感じ入ったのは、最高に面白いSF活劇であると同時に、その存在自体がSFという文芸ジャンルの自己批判たり得ていること。辛い現実を直視したくなくて、ついつい”現実から遠く離れた”SFの世界に飛び込んで読み耽ってしまう・・・そんな場合じゃないのに・・・という経験、SF好きなら誰もが身に覚えがあると思うんですよね。そんな時、現実を見据える勇気をそっと心の中に燃やしてくれる、それもまたSFの存在意義の一つなんだよなー、ということを、しみじみと思い出させてくれる良作です。
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