商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/06/01 |
| JAN | 9784065397121 |
- 書籍
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孤独の時間。
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孤独の時間。
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商品レビュー
3.5
16件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 自分自身をひとりじめ。 24時間365日、いつでも何かと繋がる時代。 見えてきたのは、「寂しい」以外の孤独のかたち――。 大好評『休むヒント。』『おいしそうな文学』に連なる、文芸誌『群像』発エッセイ・シリーズ第三弾!! 豪華執筆陣44名が綴る、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。 ・共感と散歩 『スマホで友人や恋人と常時接続できるようになったあとも、それでも人間はずっと寂しいままなのだろう。愛や憎しみを手にしたとして、それを共有または交換すべき人がいないことへの絶望。たとえ雑踏の中にいても、自分の心が永遠に孤独であることへの絶望。』 ・やわらかな輪郭のなかで、孤独は踊る 『不在の誰かが自分を想ってくれた形跡。相手が見えぬなかでのそれは覚束ないはずなのに、とても確かで、温かかった。目の前にいる人がくれる優しさよりも、不思議と信じられるものがった。』 『わたしも、あなたも、誰しも、1人。残酷だ。』 ・TKを聴きながら 『スターじゃなくたって、家には寝に帰るだけという状況も、どこに行きたいとか何をしたいとか考える余裕さえない状況も、特別なことじゃなかった。劣等感にのたうちながら、せめて自分くらいは自分を誉めてやらなきゃ、と言い聞かせる夜も。』 ・孤独からさみしさだけを引き算する 『孤独は好きだが、さみしさは好きではない。孤独がこわいのではなく、さみしさがこわい。もっといえば、ひとりで孤独なことがさみしくなるのがこわい。』 ・選択 『選択とは、孤独と向かい合わせだ。本心に忠実であろうと、何かに左右されていようと、選択した自分と対峙するその瞬間は、誰にも介入することができない。そして人生はその孤独な選択の繰り返しだ。』 【個人的な感想】 前半は共感できるものも多かったが、後半にかけて理解できないものも多くなった。 孤独の解釈が人によってかなり違って面白かった。 自分が一人旅で人の少ない地域や観光地に行きたくなるのも、たくさんの人の中にいる時の方が、孤独が際立つからかなと思った。
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みんないろいろな感情があるとわかった。 孤独について良い悪いと意識することはないけど、人の中にいるときの方がボッチだと感じることが多い。 無意識にも比べ並べてしまうものではあるが、孤であり個である。 201冊目読了。
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本当に読んでよかったなと心から思えた作品。 さみしい=孤独ではないこと。 孤独は悪いことではないこと。 孤独の定義は人によって変わること。 一人でなにかをすることに少し抵抗があった私を勇気づけてくれた。
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