商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2025/06/17 |
| JAN | 9784152104472 |
- 書籍
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もしロシアがウクライナに勝ったら
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もしロシアがウクライナに勝ったら
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商品レビュー
4.2
15件のお客様レビュー
これ迄のウクライナ侵攻や停戦に関する報道の度に感じている理不尽さ、無力感。あのトランプ氏のアメリカも「これほど多くの資金をなぜウクライナの軍事支援に投じなければならないのかアメリカ国民にこれ以上説明できない。同じ資金でグリーンランドを手に入れる方が投資対効果がずっといい」と考え、...
これ迄のウクライナ侵攻や停戦に関する報道の度に感じている理不尽さ、無力感。あのトランプ氏のアメリカも「これほど多くの資金をなぜウクライナの軍事支援に投じなければならないのかアメリカ国民にこれ以上説明できない。同じ資金でグリーンランドを手に入れる方が投資対効果がずっといい」と考え、その形の善し悪しは別にしても先ずは停戦を志向し動くも敢えなく頓挫。 本書が指摘する様に、ロシアの行う非人道的行為(一般人の死傷、ウクライナ人の子供をロシア人の養子に勝手にする等)は、国際社会の注目を殆ど集める事はなくなり、国連も報告を受けるのみで実効手段を持たない。こんな事は、直ぐにでも終わらなければならないと思う事は皆(少なくともリベラルな国際秩序をよしとする民主国家の国民なら)同じ筈だが、独裁者達はそうではない。 かつて中国をWTOに招き入れたときに犯した西側先進国の勘違い(いずれ中国も資本主義になると期待したこと)と同様、今回も見誤る(プーチンの野望は偉大なるロシアの再興と応酬の安全保障構造の破壊であるのに、その野心はウクライナの一部領土の奪取だけだとの幻想を抱いてしまう)事になってしまうのであろうか。
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タイトルの通りの状況から始まるif世界。全部ではないにしろ、いくつかのこと(あるいは多くのこと)はかなり蓋然性が高そうだ。アフリカでの異変は予想していなかったが、南シナ海での衝突のエスカレートはいつ起きてもおかしくない。そんな中、ロシアにとっては時間が経てば立つほど有利になる。本...
タイトルの通りの状況から始まるif世界。全部ではないにしろ、いくつかのこと(あるいは多くのこと)はかなり蓋然性が高そうだ。アフリカでの異変は予想していなかったが、南シナ海での衝突のエスカレートはいつ起きてもおかしくない。そんな中、ロシアにとっては時間が経てば立つほど有利になる。本書には出てこないけれど、中東の情勢は緊迫しているし、東南アジアの国々同士もきな臭い。この混沌とした世界での勝者は中国ということになってしまうのだろうか。
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タイトルの通り、ロシアがウクライナとの戦争後にどう欧州に侵略するのか、ひとつのシナリオを提示している。 読み物としてとても面白い。 現実にならないことを祈る。 また、日本も知らないうちに工作によって分断されているのだと思った
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