商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2025/06/17 |
| JAN | 9784041162903 |
- 書籍
- 文庫
この夏の星を見る(下)
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商品レビュー
4.2
101件のお客様レビュー
コロナによる緊急事態宣言、自粛、マスク生活。 当たり前だったことが当たり前でなくなり、取り組んでいたこと、取り組みたかったこと、楽しみだったことが「不要不急」に分類されていった日々。 物語の中心は中学生・高校生だけれど、取り巻く大人を含め、特定の人物に強く感情移入するというより...
コロナによる緊急事態宣言、自粛、マスク生活。 当たり前だったことが当たり前でなくなり、取り組んでいたこと、取り組みたかったこと、楽しみだったことが「不要不急」に分類されていった日々。 物語の中心は中学生・高校生だけれど、取り巻く大人を含め、特定の人物に強く感情移入するというよりも、それぞれが抱える思い・言葉・言動に共感しながら読み進めた。 オンライン会議の場面で、お互いのマスクのない顔を見て「そうだった、この人はこんな顔だった」と思う描写がある。 その一文を読んだとき、私自身の記憶がふっと蘇った。 あの頃、本当にそんなふうに感じていたことを思い出した。 制限される日々の中で人を思いやる姿に救われる一方で、陰口や非難の言葉に胸がざわつき、怒りも覚えた。 あの閉塞感の中では、優しさも不寛容さも、どちらも増幅されていたのだと思う。現実でも「自粛警察」なる存在も出てきたっけ。 「なぜこの場面でこんなに胸が動いたんだろう」と何度も立ち止まった。 掘り下げてみると、そこには過去の自分、今の自分、そしてなりたい未来の自分が重なっていた。 誰か一人の物語というより、あの時代を生きた“私たち”の記録のように感じた一冊。
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Audible!! 聴いていたら、無性に星が見たくなった。 ってことで河原へ。久しぶりに、ちゃんと空を見上げた。冬の大三角を見つけた瞬間、思わず「おっ」と声が出た。 オリオン座も確認できたけど、真ん中の三つは少し心もとない。街の光か、視力か、時間か。 次はもっと暗い場所でリベ...
Audible!! 聴いていたら、無性に星が見たくなった。 ってことで河原へ。久しぶりに、ちゃんと空を見上げた。冬の大三角を見つけた瞬間、思わず「おっ」と声が出た。 オリオン座も確認できたけど、真ん中の三つは少し心もとない。街の光か、視力か、時間か。 次はもっと暗い場所でリベンジかなw それでも、ただ空を見ているだけで十分に癒されました。 物語はコロナ禍の空気を正確に切り取ってた。 あの頃の過剰な緊張、距離感、同調圧力。 今なら「騒いでいた」と言えるけれど、当時は本気だったよな、、と思う。 群像劇ゆえに、人物の流れを追いきれない部分もあったけど「それぞれの場所で、それぞれが同じ空を見上げる」という構成を成り立たせるには、きっと必要な形だったのかな。 何十年ぶりかに、ちゃんと星を見上げるきっかけをくれたことに感謝☆彡
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日本各地の活動地点を設定したが故に,物語の長さに対して登場人物がちと多くなり,読者の主人公達への思い入れが分散した感があり盛り上がりにも欠けることになるが,今の中高生の侮りがたい活動内容と情熱は物語に通底しており,対象としているであろう中高生には少なからぬ刺激だろう.決して非現実...
日本各地の活動地点を設定したが故に,物語の長さに対して登場人物がちと多くなり,読者の主人公達への思い入れが分散した感があり盛り上がりにも欠けることになるが,今の中高生の侮りがたい活動内容と情熱は物語に通底しており,対象としているであろう中高生には少なからぬ刺激だろう.決して非現実的にならない,現実のどこかで起きた出来事が綴られた日記を読んでいるかのような筆致は,辻村文学だと一読して判り安堵する.
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