商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2025/05/27 |
| JAN | 9784569882208 |
- 書籍
- 児童書
消えゆく街の秘密の友だち
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
消えゆく街の秘密の友だち
¥1,430
在庫あり
商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
小晴(こはれ)は小6。近くにある難しい私立中の受験のために塾に通っている。成績は良く、模試は常にA判定。満点の教科も多い。それ以外の日も英会話、水泳、ピアノと、習い事に忙しい。でも、自分の気持ちを表現することはおろか、気持ちを汲み上げることすら苦手。友だちは話が合わないし、携帯も...
小晴(こはれ)は小6。近くにある難しい私立中の受験のために塾に通っている。成績は良く、模試は常にA判定。満点の教科も多い。それ以外の日も英会話、水泳、ピアノと、習い事に忙しい。でも、自分の気持ちを表現することはおろか、気持ちを汲み上げることすら苦手。友だちは話が合わないし、携帯も持っていないので、いない。でも、この前たまたま見つけたクッキー缶に入っていたふしぎの街の地図で、本当にふしぎの街に行けて、そこには管理人を名乗るラッタッタだけがいた。ラッタッタには少し素直に気持ちを話せる。 これは、イマジナリーフレンドと自己表現の発現を組み合わせたふしぎで優しいお話。 ふしぎの街に行く過程で、なんでそんなことおこるのって波に乗れないかと思いきや、小晴のあまりの自分迷子の様子、そして、現世で超優等生ないいこっていうのにつられて、するりと読めました。小6で話が終わるのですが、ラッタッタと今後どうなっていくかという収束も良かったです。 ルビは4年から。191ページあるので、高学年以上向け。
Posted by 
鯨井あめさんの新作は、小学6年生の女の子・小晴(こはれ)が主人公のYA作品だった。還暦目前のおっさんが読むのはどうかと思うが、あめさんのファンなので仕方がない。 小晴は〈ふしぎの街〉の地図を持っている。それは〈ふしぎの街〉のカギで、一人きりで目を閉じて深呼吸すると行くことができる...
鯨井あめさんの新作は、小学6年生の女の子・小晴(こはれ)が主人公のYA作品だった。還暦目前のおっさんが読むのはどうかと思うが、あめさんのファンなので仕方がない。 小晴は〈ふしぎの街〉の地図を持っている。それは〈ふしぎの街〉のカギで、一人きりで目を閉じて深呼吸すると行くことができる。そこには管理人の少年・ラッタッタがいて、小晴は彼と遊んだり、話を聴いてもらったりしている。中学受験を控えた小晴には様々な悩みがあり、彼と過ごすことで気持ちが落ち着くのだ。 あめさんならではの不思議世界が構築されていて楽しく読めた。
Posted by 
自分の感情を押し込めて生きづらそうにしている小晴が最後に選んだのはイマジナリーフレンドを消さないこと。イマジナリーフレンドに励まされながら自分の心の声を大切にすることが出来るようになった小晴はきっと素敵な大人になるよ。ちょっと息苦しさもあったけど、自分を大切に出来るよう成長した小...
自分の感情を押し込めて生きづらそうにしている小晴が最後に選んだのはイマジナリーフレンドを消さないこと。イマジナリーフレンドに励まされながら自分の心の声を大切にすることが出来るようになった小晴はきっと素敵な大人になるよ。ちょっと息苦しさもあったけど、自分を大切に出来るよう成長した小晴の素敵なお話でした。
Posted by 
