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歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理 角川ホラー文庫
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歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理 角川ホラー文庫

三津田信三(著者)

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歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理 角川ホラー文庫

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2025/05/23
JAN 9784041147245

歩く亡者

¥946

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2025/11/12

謎解きにかなり無理があるよな。 特に、第三話の動機が尋常じゃないよね。 誰でも一度位は経験が有ると思うけど、胃の痛みで食べた物を全て吐き出しても、まだ気持ち悪くて最後に胃液を吐いた事が、あの胃液はもの凄く苦いものだからな。 まだ、人肉を食う方が分かる気がするけど。 恐さの点...

謎解きにかなり無理があるよな。 特に、第三話の動機が尋常じゃないよね。 誰でも一度位は経験が有ると思うけど、胃の痛みで食べた物を全て吐き出しても、まだ気持ち悪くて最後に胃液を吐いた事が、あの胃液はもの凄く苦いものだからな。 まだ、人肉を食う方が分かる気がするけど。 恐さの点でも以前のような心底恐いと思わせる描写が、あまりなく唯一、第五話目で松の木シーンは久し振りに、三津田さんの真骨頂って思わせる恐怖が描かれていたと思うけど、他の作品は殆ど怖さが無いよな。 逆立ちもトリックとしては説得力が無いと思うけどな。

Posted by ブクログ

2025/09/08

現代のような便利な品物や デジタルが全く無かった時代に巻き起こるホラーミステリー 閉鎖的な集落や旅館、未踏の山中 怪異に対して合理的な理屈で考察していくお話です マイルドな刀城言耶シリーズのよう でも難読漢字少なめで読みやすいです 考察していくのは刀城言耶の助手、天弓馬人 師匠...

現代のような便利な品物や デジタルが全く無かった時代に巻き起こるホラーミステリー 閉鎖的な集落や旅館、未踏の山中 怪異に対して合理的な理屈で考察していくお話です マイルドな刀城言耶シリーズのよう でも難読漢字少なめで読みやすいです 考察していくのは刀城言耶の助手、天弓馬人 師匠と同じくとても現代的な考え方をするお方で 怪異譚が大好きな師匠に比べて 助手は、怖い話が苦手だから合理的に謎を当てはめていきます 師匠とは正反対な人です 対する聞き手の学生、瞳星愛が拝み屋の孫で 怪異に耐性があるので この対照的な2人の掛け合いがピッタリ 最後にそういうことか、と、、、 妖怪を生み出したり 伝承とか怪異が起こったり 昔の人は今よりも心が豊かで羨ましくなる時があります 新しいモノに感動しなくなってきている私 早くドラえもん開発されないかなぁ

Posted by ブクログ

2025/08/21

三津田信三作品の新シリーズ。無明大学にある「怪異民族学研究室(怪民研)」で、学生の瞳星愛と刀城言耶の助手、天弓馬人が怪異の謎を解く。作中で描かれる怪異はどれもおぞましく、背筋が冷える。謎解きのパートでは刀城言耶シリーズのように推理を提示しては否定し、事件の解決に迫る。真相の伏線回...

三津田信三作品の新シリーズ。無明大学にある「怪異民族学研究室(怪民研)」で、学生の瞳星愛と刀城言耶の助手、天弓馬人が怪異の謎を解く。作中で描かれる怪異はどれもおぞましく、背筋が冷える。謎解きのパートでは刀城言耶シリーズのように推理を提示しては否定し、事件の解決に迫る。真相の伏線回収に感嘆。謎が解かれたあとも、本物の怪異である可能性を示唆して物語が終わるため、謎解きの爽快感と恐怖心が読後に残る、まさにホラーミステリという作品。

Posted by ブクログ