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スティグリッツ 資本主義と自由
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スティグリッツ 資本主義と自由

ジョセフ・E.スティグリッツ(著者), 山田美明(訳者)

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スティグリッツ 資本主義と自由

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2025/05/21
JAN 9784492315644

スティグリッツ 資本主義と自由

¥3,080

商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2026/04/23

名著です。新自由主義をひたすら否定し続ける内容ですが、分厚い経済書らしからぬ読み易さで一気読みでした。 「自由」とは何かと改めて色々と考えさせられますね。誰かが自由になると、誰かの自由が損なわれる今のシステムを変えるべきというのはその通りかと思います。 なお、本書のタイトルは新自...

名著です。新自由主義をひたすら否定し続ける内容ですが、分厚い経済書らしからぬ読み易さで一気読みでした。 「自由」とは何かと改めて色々と考えさせられますね。誰かが自由になると、誰かの自由が損なわれる今のシステムを変えるべきというのはその通りかと思います。 なお、本書のタイトルは新自由主義を扇動したフリードマンの書籍と同名ですが、スティグリッツは本書内でフリードマンの事をずっと非難しているので、そこは訳者の当て付けというか皮肉が面白いなと感じました。

Posted by ブクログ

2026/04/14

行動の自由とトレードオフを切り口に、「なるべく多くの市民の自由を向上させられる可能性が最も高い経済・政治・社会システム」として、進歩的資本主義を提唱します。それは、「あらゆる市民のウェルビーイングを中心に据え、物質的な財にとどまらず安心や自由まで組み込んだ枠組み」であり、ルールや...

行動の自由とトレードオフを切り口に、「なるべく多くの市民の自由を向上させられる可能性が最も高い経済・政治・社会システム」として、進歩的資本主義を提唱します。それは、「あらゆる市民のウェルビーイングを中心に据え、物質的な財にとどまらず安心や自由まで組み込んだ枠組み」であり、ルールや規制などによる「力の分散が中心的課題」で「社会正義という目標」があります。 ある新聞に2025年にエコノミストが選ぶベスト書籍に本書がなっていたのですが、何か腑に落ちない感じがします。「現在こそが、失敗が明らかになった新自由主義を放棄する歴史的瞬間なのだ」という言葉に、勇気づけられた方が多かったのでしょうか。著者の考えはともかくとして、論述が冗長に感じられ、編集でどうにかならなかったのかな、という印象が残りました。

Posted by ブクログ

2026/04/14

スティグリッツ氏の功績は言うまでもなく素晴らしい。市場は常に不完全であり、新自由主義者の理想とするような完全な市場は実現し得ない、その中核的な根拠の一つである情報の非対称性の研究に関する業績は間違いなく経済学史に残る。その前提で、さらにスティグリッツ氏の「入門経済学」、ロールズの...

スティグリッツ氏の功績は言うまでもなく素晴らしい。市場は常に不完全であり、新自由主義者の理想とするような完全な市場は実現し得ない、その中核的な根拠の一つである情報の非対称性の研究に関する業績は間違いなく経済学史に残る。その前提で、さらにスティグリッツ氏の「入門経済学」、ロールズの「正義論」、アダムスミスの「道徳感情論」、フリードマンの元祖「資本主義と自由」など読んできたうえでこの本を読んで、フリードマン程とはいえないまでもスティグリッツ氏の主張も宗教色を帯びてきているのでは、と感じる。ただ私にとってこの宗教はフリードマン率いるシカゴ派ネオリベ教よりは遥かに個人的理想に近い。元祖「資本主義と自由」それ自体の完成度は非常に高いが、そもそも証明の前提となる公理系に無理がある(スティグリッツ氏の言う通り単純化されすぎている)。 ある人の自由は往々にして別の誰かの不自由を生みうる。アダムスミスの言う「各人が利己的に動くことで結果的に市場が最適化される」という命題には、アダムスミスが国富論の前に道徳感情論を書いている通り、各人が十分に道徳的であるという前提が無ければならない。残念ながら現代では道徳心を欠いた少数の守銭奴たちが多くの他者に不自由を押し付けてまで自身の経済的自由を大声で主張しており、金のかかる構造となってしまった現代の議会制民主主義はこの不具合を十分に解決できないでいる。この押し付け方にはほぼ詐欺的なスキームで弱者から搾り取る方法からサブプライム問題や環境問題のように外部性を軽視する方法まで様々あるが、いずれにせよ歴史的にも市場の不完全さの証明からもインセンティブでは解決が極めて困難でありやはり規制や介入が必要と言わざるを得ない(規制や介入のほうが何時も確実に優れているとは言えないが)

Posted by ブクログ

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