商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/05/16 |
| JAN | 9784087213638 |
- 書籍
- 新書
アルゴリズム・AIを疑う
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アルゴリズム・AIを疑う
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
アルゴリズムの概念の説明からスタートし、インターネット上での検索の仕組みや経緯を解説しながら、技術の「ブラックボックス」化や「インフラ」化などの抽象的な概念を事例を交えて少しずつ判りやすく解説し、筆者の専門のメディア論の観点を中心としてインターネットやAIと俯瞰して向き合う視点へ...
アルゴリズムの概念の説明からスタートし、インターネット上での検索の仕組みや経緯を解説しながら、技術の「ブラックボックス」化や「インフラ」化などの抽象的な概念を事例を交えて少しずつ判りやすく解説し、筆者の専門のメディア論の観点を中心としてインターネットやAIと俯瞰して向き合う視点へ誘ってくれる。 文中で「科学技術社会論」を引用されてるように、同様の俯瞰した視点は世の中の科学技術全般に対しても求められるとも気付かさせてくれる。
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『Google SEOのメディア論 検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』がことのほか面白かったので、たまたま縁のある大学のメディア論の先生に伝えたら「宇田川先生は、この本もオススメですよ」と教えてもらった本です。前著ではメディア・リテラシー」から一歩進んだ「メディア・インフラ...
『Google SEOのメディア論 検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』がことのほか面白かったので、たまたま縁のある大学のメディア論の先生に伝えたら「宇田川先生は、この本もオススメですよ」と教えてもらった本です。前著ではメディア・リテラシー」から一歩進んだ「メディア・インフラ・リテラシー」の必要性を訴えていましたが、確かにこの新書は「メディア・リテラシー」とは何か?そして「メディア・インフラ・リテラシー」とは何か?を丁寧に教えてくれています。先ずはすべてのベースにあるアルゴリズムをGoogle、Amazon、食べログ、Xなどの仕組みを解き明かしながら語ります。この件だけで不可視のブラックボックスを意識する、という「メディア・リテラシー」の入り口に立てる気がします。それがデータを資源とするプラットフォーム資本主義の時代の意味に繋がり、そしてついつい「メディア」と「コンテンツ」を混同してしまう「メディア・リテラシー」を整理し「メディア・インフラ・リテラシー」に繋げてくれます。著者が大学生に行なっているワークショップを含め、この本で書かれていることは社会全体で学ばなければならない気になりました。「情報的健康」、これキーワードです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何かで知って図書館に予約したらかなり待たされた。 全体としてはメディアリテラシーを高める一助になる新書であろう。ベタ褒めな紹介が多いけどそこまでのものではないだろう。 「アルゴリズム・AIを疑うための視点を提示する」とあるが疑うべきはUGCやゴミニュースだろ。ゴミを入れたらゴミが出てくるのがコンピュータなんだから。 アルゴリズムは入力が同じならば出力は同じになるが,AIは違うというのだが,どのAIのことを言ってるんだ?パラメータの設定で違うようにもできるし同じようにもできるのではないか?著者のAIは生成AIでしかないんだね。 p164の「バグ」の説明はちょっと違うんじゃないか? などなどから★は3つになる。
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