アルゴリズム・AIを疑う の商品レビュー
ネットで物を買うときに選んでるようで選ばされてるなあと常々思っているので、興味深く読了。 割と読みが進まない、難しい本でしたが、とにかく「楽してもいいけど、その代わりに何を失ってるか自覚せよ」的な主旨はひしひしと感じました。 でもまあ、例えば家電を買うときに、ネットショッピングは...
ネットで物を買うときに選んでるようで選ばされてるなあと常々思っているので、興味深く読了。 割と読みが進まない、難しい本でしたが、とにかく「楽してもいいけど、その代わりに何を失ってるか自覚せよ」的な主旨はひしひしと感じました。 でもまあ、例えば家電を買うときに、ネットショッピングは選んでるようで選ばされてるからといって家電屋に行ったところで置いてあるものしか買えないし、それは結局買わされてるし、買い物とは基本的にそういうものだと思うしかない、なかなか難しいなあ。 読んだ後、副題の「誰がブラックボックスを作るのか」をみて、「お前だあ!!」と指さされてるように感じましたw 会社の補助で安く講座を受けられるのでひとまずITパスポートでも受けてみようかと思いました。 メモをたくさんとったので、これから整理します。 そういえば、作中にあった食べログの裁判、先日判決出てましたね。 ニュース読んだとき、タイムリーだったのでおお!となりました。
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インターネットをアルゴリズムから明らかにするという趣旨ので一貫している本である。非常にわかりやすく書いている。生成AIについてはそれほど詳細に説明しているわけではないので不満に思われるかもしれないが、ここでのアルゴリズムの考えを応用して考えることができるであろう。
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所在:展示架 請求記号:007.3/U26 資料ID:12501071 コメント:AIやアルゴリズムの仕組みを社会や人との関わりから考える内容の本です.技術そのものだけでなく,誰がどんな意図で作っているのかに注目している点が特徴的です.AIについて,少し踏み込んで考えたい時に読ん...
所在:展示架 請求記号:007.3/U26 資料ID:12501071 コメント:AIやアルゴリズムの仕組みを社会や人との関わりから考える内容の本です.技術そのものだけでなく,誰がどんな意図で作っているのかに注目している点が特徴的です.AIについて,少し踏み込んで考えたい時に読んでみたい一冊です. 選書担当者:大石
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悪い内容ではないけど,自分には基本的すぎた。逆に言えば,全く知識のない人はこれだけ読めば最低限は抑えられるのかもしれない。 フィルターバブルとエコーチェンバーの整理ができたのは良かった。
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楽天でアルゴリズムを扱う仕事をし、ブラックボックス化するシステムによって利用者を誘導していく仕組みに疑問を持ったという筆者。社会インフラとなり、ますますブラックボックス化が加速するネット環境にどう対峙すべきかを説く。 ネットに限らず、電気ガス水道、自動車など、出来上がったモノを...
楽天でアルゴリズムを扱う仕事をし、ブラックボックス化するシステムによって利用者を誘導していく仕組みに疑問を持ったという筆者。社会インフラとなり、ますますブラックボックス化が加速するネット環境にどう対峙すべきかを説く。 ネットに限らず、電気ガス水道、自動車など、出来上がったモノを使用する際にその技術は従事者以外には全く分からなくなっているものは数多くある。ネット環境もその進化の過程でハッキングを防ぐためのセキュリティ対策や、「情報の洪水の中から効率よく必要な情報を検索する」ニーズから、宿命的に仕組みがブラックボックス化されていった。それは「自らの情報を預ける」ことや自分の意見に近い情報だけにしか注意が向かなくなるリスクと表裏一体であり、そこに溺れないために「なぜこの情報が出てくるのかを想像する」注意力が必要だと繰り返し説いている。 世間でもこのような偏向・分断の傾向はよく見聞きする。自分はそれに溺れないようにとなるべく多くの角度からモノを見られるように心がけてはいるが、「読みやすい本」ばかり選んでいないか今一度注意してみたい。
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★☆★☆各メディアで紹介★☆★☆ 日本経済新聞にて書評掲載「現代必須〈教養〉の入門書」 読売新聞にて書評掲載「ソフト動かす原理解説」 毎日新聞の「今週の本棚」にて書評掲載 新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』にて書籍紹介 Lucky FM茨城放送「ダイバーシティニュース」 AI future talks「AIを疑う力が、人間の価値を再定義する」 ■内容紹介■ 生成AIを筆頭に新しい技術の進歩は増すばかりの昨今。SNSや検索エンジンなどの情報は「アルゴリズム」によって選別されている。しかし私たちはそのしくみを知らないままで利用していることも多い。アルゴリズムを紐解くことは、偏った情報摂取に気づき、主体的にメディアを利用する第一歩なのである。 本書は、アマゾンや食べログなどを例に、デジタル・メディアやAIのしくみを解説。ブラックボックス化している内部構造への想像力を高めることを通じて、アルゴリズム・AIを疑うための視点を提示する。メディア・リテラシーのアップデートを図る書。 ■著者プロフィール■ 1977年東京都生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、日本IBMや楽天にてWeb開発、デジタル・マーケティング、UXデザイン等に従事。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了・博士(学際情報学)。現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授。専門はメディア論、メディア・リテラシー。著書に『Google SEOのメディア論 : 検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』などがある。 ■目次■ 第1章 アルゴリズムとは アルゴリズムの日常性、基本構造、AIとの違い‥‥‥ 第2章 アルゴリズムの実際 グーグルのランキング、アマゾンのレコメンド、食べログのレビュー・スコアリング、Xのタイムライン表示アルゴリズム‥‥‥ 第3章 アルゴリズムと社会問題 認知資源を奪い合う、 情報選別の権力となる、マーケティング装置、偽情報・誤情報を拡散する、ユーザーを商品化するアルゴリズム‥‥‥ 第4章 アルゴリズムとブラックボックス ブラックボックスとは、誰がブラックボックスをつくるのか、アルゴリズムの公開は可能か‥‥‥ 第5章 アルゴリズムのメディア・リテラシー メディア・リテラシーとは、メディア・インフラ・リテラシーの可能性、アルゴリズムを相対化する視座‥‥‥
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アルゴリズムの概念の説明からスタートし、インターネット上での検索の仕組みや経緯を解説しながら、技術の「ブラックボックス」化や「インフラ」化などの抽象的な概念を事例を交えて少しずつ判りやすく解説し、筆者の専門のメディア論の観点を中心としてインターネットやAIと俯瞰して向き合う視点へ...
アルゴリズムの概念の説明からスタートし、インターネット上での検索の仕組みや経緯を解説しながら、技術の「ブラックボックス」化や「インフラ」化などの抽象的な概念を事例を交えて少しずつ判りやすく解説し、筆者の専門のメディア論の観点を中心としてインターネットやAIと俯瞰して向き合う視点へ誘ってくれる。 文中で「科学技術社会論」を引用されてるように、同様の俯瞰した視点は世の中の科学技術全般に対しても求められるとも気付かさせてくれる。
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『Google SEOのメディア論 検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』がことのほか面白かったので、たまたま縁のある大学のメディア論の先生に伝えたら「宇田川先生は、この本もオススメですよ」と教えてもらった本です。前著では「メディア・リテラシー」から一歩進んだ「メディア・インフ...
『Google SEOのメディア論 検索エンジン・アルゴリズムの変容を追う』がことのほか面白かったので、たまたま縁のある大学のメディア論の先生に伝えたら「宇田川先生は、この本もオススメですよ」と教えてもらった本です。前著では「メディア・リテラシー」から一歩進んだ「メディア・インフラ・リテラシー」の必要性を訴えていましたが、確かにこの新書は「メディア・リテラシー」とは何か?そして「メディア・インフラ・リテラシー」とは何か?を丁寧に教えてくれています。先ずはすべてのベースにあるアルゴリズムをGoogle、Amazon、食べログ、Xなどの仕組みを解き明かしながら語ります。この件だけで不可視のブラックボックスを意識する、という「メディア・リテラシー」の入り口に立てる気がします。それがデータを資源とするプラットフォーム資本主義の時代の意味に繋がり、そしてついつい「メディア」と「コンテンツ」を混同してしまう「メディア・リテラシー」を整理し「メディア・インフラ・リテラシー」に繋げてくれます。著者が大学生に行なっているワークショップを含め、この本で書かれていることは社会全体で学ばなければならない気になりました。「情報的健康」、これキーワードです。
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何かで知って図書館に予約したらかなり待たされた。 全体としてはメディアリテラシーを高める一助になる新書であろう。ベタ褒めな紹介が多いけどそこまでのものではないだろう。 「アルゴリズム・AIを疑うための視点を提示する」とあるが疑うべきはUGCやゴミニュースだろ。ゴミを入れたらゴミが出てくるのがコンピュータなんだから。 アルゴリズムは入力が同じならば出力は同じになるが,AIは違うというのだが,どのAIのことを言ってるんだ?パラメータの設定で違うようにもできるし同じようにもできるのではないか?著者のAIは生成AIでしかないんだね。 p164の「バグ」の説明はちょっと違うんじゃないか? などなどから★は3つになる。
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お店の口コミや、ブラウザの検索結果、ランキング等、その仕組みを知らずに当たり前に使っている。しかし、仕組みの設計段階では設計者の思惑が働いていることは理解しておかないといけないと思った。
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