商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/05/15 |
| JAN | 9784065393581 |
- 書籍
- 文庫
たのしいムーミン一家 新版
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たのしいムーミン一家 新版
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
最近は集中力や頭を使う読書が続いていたので、今回は純粋に安らぎを求めて手に取った一冊。 本作はムーミン小説シリーズの第2作で、ムーミン谷に春が訪れ、百日百晩にもおよぶ冬眠からみんなが目覚める場面から始まる。 第1作のような『隕石の襲来による地球滅亡の危機』といった不穏さはなく、...
最近は集中力や頭を使う読書が続いていたので、今回は純粋に安らぎを求めて手に取った一冊。 本作はムーミン小説シリーズの第2作で、ムーミン谷に春が訪れ、百日百晩にもおよぶ冬眠からみんなが目覚める場面から始まる。 第1作のような『隕石の襲来による地球滅亡の危機』といった不穏さはなく、魔法の帽子が巻き起こすドタバタ劇やニョロニョロの島への冒険、ムーミン谷最大級の盛大なパーティなど、明るく楽しいエピソードが続き、終始ほっこりした気持ちで読むことができた。 序盤では、魔法の帽子のせいでムーミンが変わり果てた姿になる場面がある。誰からも本物だと信じてもらえないなか、ムーミンママだけはすぐに我が子だと見抜き、その揺るぎない愛情と『母の偉大さ』にじんわりと胸を打たれた。 また、ムーミンとスノークのおじょうさんのあどけないやり取りも微笑ましい。素直で健気な愛情表現が愛おしく、まるで子どもたちを見守る親のような気持ちになった。 そして、ムーミンとスナフキンの友情も魅力的だった。『2人だけの秘密の合図』で示し合わせて出かけたり、スナフキンが長い旅に出る際にはムーミンにだけ別れの挨拶をしたりと、特別な信頼関係を感じられる。べったりと一緒にいるわけではないのに、互いを大切に思っていることが伝わってきて心地よかった。 それから、この作品の鍵となる『飛行おに』という魔法使いが気に入った。他者の願いを何でも叶えられるのに、自分の願いだけは叶えられないという設定が切ない。見た目は恐ろしいが、次々とみんなの願いを叶えていく姿が健気で、ムーミン谷の住人たちも心を開いていく。最終的に、飛行おにの唯一の願い(300年間も探し続けている巨大なルビーの話)を知ったあるキャラクターが、自分の願いではなく飛行おにの願いを口にする場面には、思わず心が温かくなった。 ムーミンという架空の生き物たちの楽しい物語でありながら、そこには私たち人間にも通じる『家族愛や友情、他者を思いやる優しさ』もしっかりと描かれている。温かな読後感に包まれる素敵な作品だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2作目・2冊目 ムーミンの登場人物って、けっこう変わっているというか、嫌なことばかりいう、ウソつく、自慢する、っていう描写が少なくないけど、そういう人たちを省かずにいるのがいい。気づかないほどのんびりしていたり、やりすごしたり、時には言い返してケンカしたり。 それができるのは、ムーミンやムーミンパパやママは、素直なさで、それが主人公であるゆえんというか、いいところだろう。
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色んな面白さがあった一冊だった。 不思議な帽子やスナフキンの旅立ち、飛行おにとのやりとり。夏が短い北欧で、思いっきり夏を楽しむことを大事にしている感じが端々から伝わってきた。
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