商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/05/09 |
| JAN | 9784309209241 |
- 書籍
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極北の海獣
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極北の海獣
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
凄い本に出会ってしまった。という感想しかない。 海獣というのはジュゴンのような〜?という予備知識しかなく、アラスカに到達したロシアの博物学者の冒険譚なのかと思って読み進めた。そしてわかったことは絶滅してしまった動物たち。人間のせいで…ということ。 ほとんど歴史に名を残せなかった人...
凄い本に出会ってしまった。という感想しかない。 海獣というのはジュゴンのような〜?という予備知識しかなく、アラスカに到達したロシアの博物学者の冒険譚なのかと思って読み進めた。そしてわかったことは絶滅してしまった動物たち。人間のせいで…ということ。 ほとんど歴史に名を残せなかった人たちで紡がれたこのフィクションは博物学のみならず世界の広さもそこに住まう人間の傲慢さも生きとし生けるものすべての存在価値も考え直されてくれる。そして、訳者先生の淡々としているけれど鋭く的確な品のある文章が私たちに理解の助けを与えてくれた。 著者、訳者、出版社誰も彼にもお礼を叫びたい。
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装丁画、あまりにものんのかしてて…かわいい…。 ステラーカイギュウのイメージだったら笑ってしまうな…。
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ヘルシンキの自然史博物館に展示されているステラーカイギュウの骨格標本にまつわる人々の物語だ。第一章はカムチャッカ半島の周辺を探検していたベーリング隊の学術員シュテラーさんだ。半島探検中に遭難し、無人島に漂着したベーリング隊は、そこに住むステラーカイギュウを捕獲し命をつなぐ。その...
ヘルシンキの自然史博物館に展示されているステラーカイギュウの骨格標本にまつわる人々の物語だ。第一章はカムチャッカ半島の周辺を探検していたベーリング隊の学術員シュテラーさんだ。半島探検中に遭難し、無人島に漂着したベーリング隊は、そこに住むステラーカイギュウを捕獲し命をつなぐ。その肉が美味であることが世間に伝わり乱獲される。同時にラッコが乱獲されることにより、ラッコが主食としていたウニが増殖し、ウニが海藻を食べつくすことによりステラーカイギュウが主食を失った状況も併進する。結果ステラーカイギュウは絶滅する。 100年が経過し、アラスカ総督府夫人と義妹の物語、さらに100年経過し、ヘルシンキの大学教授と博物画作者、さらに100年後の現代の標本管理士、鳥卵コレクター。おおよそ100年ごとにステラーカイギュウにまつわる人間もようが展開される。特に女性の置かれた状況が良く書かれている。 博物館で存在感を放つ骨格標本の説明書の裏に、まだまだストーリーが埋もれているんだろうな。
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