自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く

村岡大樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2025/04/16
• JAN: 9784344044272

商品レビュー

2025/11/20

自分の人生の責任者は自分自身であり未来は自らの手で創造できる
脳には恒常性維持機能という強力な仕組みが存在する
コンフォートゾーンは心理的に居心地良い領域であり脳にとっての安全地帯
変化へのチャレンジは脳が危機として認知し現状へ戻そうとする力が働く
RASは重要な情報のみを脳に届けるフィルター機能である
スコトーマは脳のフィルタリングによる心理的盲点として存在する
RASは無意識の信念体系やコンフォートゾーンを優先して働く
ブリーフシステムは自己や世界観などの無意識的信念の集合体である
幼少期の体験や親・教師による刷り込みが信念形成の根源となる
人生の変革には信念体系つまりOSそのものの書き換えが必要である
ゴール設定の三つの黄金律はWant-to現状の外側バランスホイールの三軸
自分が本当に望むこと欲求Want-toを明らかにする必要がある
達成方法が不明なほど大きな現状外ゴールの設定が重要である
人生の多領域（仕事健康家庭等）でバランス良くゴールを持つべきである
エフィカシーはゴールを達成できるという自己評価のことである
未来に向けて根拠なく自分はできると信じる力がエフィカシー
セルフトークは自分への語りかけであり自己イメージ形成の基盤となる
アファメーションは達成後の自己イメージを現在進行形で書き換える技法
強い臨場感を持って未来のゴール世界を思い描くことが脳の書き換えに重要
アファメーションは肯定形で五感や感情表現を込めて行うと効果的である
脳がリラックスした就寝前や起床直後が自己暗示のゴールデンタイム
五つのステップは自己決定自己理解GOAL設定決断アクションプランである
主体的な自己決定が変革プロセスの着火点となる
過去の熱中体験や情熱から自分の欲求源泉を特定することが自己理解につながる
理想状態への進化系の自分像（例：ヒトカゲがリザードンになる）を描く
ゴールを達成した自分を本当の自分だと精神的に決断する
現在と未来のギャップが認知的違和感となり新しい行動を促す原動力になる
ゴールを達成した自分の基準で日々の行動を選択することが大切
新しい行動が繰り返されることで脳が適応し変化が現実化していく
Want-to発見には子供の頃の夢中体験や嫉妬した活動などの棚卸しが役立つ
本当の自分の幸せは外に探しても見つからず自分の感覚でしか分からない
自分を変えるとは他人になることではなく進化系の自分に近づくことである
セルフコーチングでは自分のスコトーマを自分だけで発見するのは難しい
プロコーチは他者視点でクライアントの心理的盲点や制限信念を指摘できる
コーチはクライアントのエフィカシー維持を最大の役割とする
科学的根拠に基づく認知科学アプローチでスピリチュアルな理論とは異なる
新しい無意識状態が普通になるまで行動を続けることで変革が定着する
継続的な自己対話とアファメーションがセルフイメージ書き換えの鍵
コーチングで最初に必要なのは現状維持バイアスの自覚である
人間は他者を幸せにした時にも高い幸福感を得ることができる
真の行動変容には信念・無意識・認知そのものへのアプローチが不可欠である

2025/10/25

日本の特徴は教育によって作られた。正解を探す教育。
考えずに済んだ時代＝物質的な欲求が明確だった。
今は、モノよりお金の時代。

人間の行動は95％が無意識。
世の中は変わるが、自分は変わりたくない＝コンフォートゾーンから抜けたくない。

コーチングは傾聴・共感型が主。
自分の生き方の外側にゴールを設定する。

2025/10/21

漠然と今の自分を変えたいと考えてる中に、タイトルに惹かれて読みました。
無意識で怠ける選択をとってしまう事や、習慣につながる行動など改めて思い直す事になった。
「自分を変えよう」という強い意志が必要と言うわけではなく、認識や考え方を変えて自然と変えていこうと言う事になる。

私は30代だが、20,30代がメインターゲットになってるのかなと感じた。
ポケモンを例えに使っており、私の世代は理解しやすいと思う。