商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2025/04/16 |
| JAN | 9784065309056 |
- 書籍
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夜と霧の誘拐
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夜と霧の誘拐
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商品レビュー
4
22件のお客様レビュー
このミス2位とかいうから読んでみようかと思ったら、京極真っ青な極アツ凶器本!!しかも矢吹駆シリーズというのの8作品目だったらしい。なんてこと!! まっさらのを読みたいんだよ!!こちとら!!読めたけど。フランス人でおフランス舞台だしさぁ…筋は面白かったけど、ちょっとクドかったです。...
このミス2位とかいうから読んでみようかと思ったら、京極真っ青な極アツ凶器本!!しかも矢吹駆シリーズというのの8作品目だったらしい。なんてこと!! まっさらのを読みたいんだよ!!こちとら!!読めたけど。フランス人でおフランス舞台だしさぁ…筋は面白かったけど、ちょっとクドかったです。少し胸焼けがします。 ナディア・モガールと矢吹駆はダッソー邸に招待されて訪れる。四阿に老婦人のハンナカウフマンさんに会う。ボリヴィアからフランスに移送されるナチ幹部のクラウス・ヴォルフに会いたいとのこと。ふたりはダッソーの夕食に招待される。 一度フランソワダッソーと顔を合わせるが、夕食まで1時間、一度外出するという。ほぼ晩餐のメンバーが揃ったところで屋敷の電話が鳴った。娘を誘拐したという。娘のソフィーは家にいたが運転手の娘のサラがいない。犯人に伝えたが、要求は変わらないと。現金と37カラットのブルーダイヤ通称ニコレの涙を渡せという。 モガール嬢が身代金受け渡し役を犯人に任命される。警察に連絡。午前中にも別の誘拐事件が起きているらしい。9時に電話があり、9:45にオデオン広場のダントン像前で焼き栗を買うよう言われる。 一方聖ジュヌヴィエーヴ学院では学院長が殺されていた。デスク横の床に拳銃が落ちていた。がこれは発射された形跡はない。凶器は持ち去られたようだ。どうやら引出しも荒らされている。家の鍵がなくなっている。学院長は夫のルドリュと離婚協議中だった。 焼き栗屋から封筒を渡される。サン・ミッシェル河岸通りに入って橋から4つ目の古本屋台の右下とかいてある。行ってみると、鞄の鍵を川に捨て、プティ・ポン街の珈琲店ラタンでカルディナールを注文しろとある。次はホテルオルレアンのフロント前。電話がかかってきて、左3件目の通路奥のダストシュートにカバンを入れる。 警察は鞄を持った男を捕まえるが、捕まったメルレも息子を誘拐されたという。そしてダッソーへの電話を指示された。鞄はすり替えられていた。メルレの息子とサラは無事保護されて、傍に殺されたルドリュの死体があった。サラが撃ったのだ。身代金とダイヤは無事。 夜遅かったので、ダッソー邸に泊まった。ドレスはクリーニングに出して新しい衣服が置いてある。ソフィーは級友のアンドレに午後四時にドレス姿を見せる約束をしていたのだそうだ。だがサラが着て出て行ってしまった。 聖ジュヌヴィエーヴ学院では入学して三ヶ月もたたないうちに姿を消した生徒がいた。アデル・リジュー。2年前のことだ。 カケルがルドリュとカウフマンが学院長が殺された時間に会っていたはずだと言い出す。ルドリュが殺した線がなくなって迷走するかに見えたが…
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ふたつの概念がぶつかりあっているとき そこにあるのはひとつの対立だ つまり、第三者の視点から見ることで ふたつがひとつになったわけだ これが弁証法 あるいは構造主義 もちろんそんなこと言って別に対立がなくなるわけじゃない 2人の力士がひとつの土俵で取組をやってる …みたいな話でし...
ふたつの概念がぶつかりあっているとき そこにあるのはひとつの対立だ つまり、第三者の視点から見ることで ふたつがひとつになったわけだ これが弁証法 あるいは構造主義 もちろんそんなこと言って別に対立がなくなるわけじゃない 2人の力士がひとつの土俵で取組をやってる …みたいな話でしかない ところがその外部に第三者の存在を置くことで 相撲というビジネスが生まれるだろう 土俵のなかに生じる2重化とズレ… すなわち取組と勝敗をうまいこと利用して 第三者たちはそれぞれの力士から なにかしらの甘い汁を吸っているわけだ ここまで見ると世の中は、ある対立構造を中心として エネルギー循環しているのだとわかる このような社会構造を分析していくにあたっては 目線をメタ領域に持っていかねばならない すると分析者は自然と見下ろす格好になる ここに社会学の 鼻持ちのならなさが生じる 社会学徒は、自分たちが特権的な存在であると 無意識のうちにせよ思い上がる この思い上がりを合理化するために しばしば「弱さ」なる属性が持ち出された 女であること ユダヤ人であること このふたつの属性をもったハンナ・カウフマンの政治思想は 本人も気付かぬうちに大衆を疎外していた そのこと自体が必ずしも悪いというわけではない だけどもし、悪しき存在が「弱さ」を伴って現れたとき おそらく彼女はそれを批判しえないだろう 社会が煮崩れていくのはそういうところからだ そして矢吹駆はなにもしない それこそ人間の善性を信じる者のスタンスではあるのだが
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矢吹駆とナディアが、ダッソー家の晩餐会に招待されたその日に一人娘のソフィーを誘拐したとの電話がある。 だが、ソフィーは家に居て、間違えられて誘拐されたのは、運転手の娘・サラだった。 それでも身代金要求をし、運搬役をナディアにと指名される。 次々と指示を受けて走り回るナディア。 そ...
矢吹駆とナディアが、ダッソー家の晩餐会に招待されたその日に一人娘のソフィーを誘拐したとの電話がある。 だが、ソフィーは家に居て、間違えられて誘拐されたのは、運転手の娘・サラだった。 それでも身代金要求をし、運搬役をナディアにと指名される。 次々と指示を受けて走り回るナディア。 そして…。 同日の午前中にも誘拐があり、午後にはカトリック系私立学院で殺人事件が。 間違われた誘拐と最初の誘拐という二重誘拐そして殺人に繋がりがあった。 誘拐と殺人は、交換犯罪ということなのか。 次々と覆っていくことに一体何が真実なのかと思い、この二人の少女を操っていたのは…という驚き。 何より矢吹駆は、全てにおいて少しも動じず事件については言葉少なく、イリイチのことがわかっていたかのよう。 哲学者・ハンナとは長く語っていたが、それが必要なことだと思えた。
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