商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 創元社 |
| 発売年月日 | 2025/04/10 |
| JAN | 9784422430638 |
- 書籍
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タコ・イカが見ている世界
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タコ・イカが見ている世界
¥1,980
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
タイトルに魅了され、即読了した。巻末に 付されている参考文献も充実していて、知的 好奇心を多大に刺激してくれる。 本書は、いわゆる頭足類といわれるタコやイカが 持つ心や知性について焦点を当てつつ、タコや イカの基本的な特性を平易に説明している。 本書を通じて最も驚いたのは、ヒ...
タイトルに魅了され、即読了した。巻末に 付されている参考文献も充実していて、知的 好奇心を多大に刺激してくれる。 本書は、いわゆる頭足類といわれるタコやイカが 持つ心や知性について焦点を当てつつ、タコや イカの基本的な特性を平易に説明している。 本書を通じて最も驚いたのは、ヒメイカという イカが持つ脳重量である。3.5mg程度であり、 体重に対する脳の重さ、つまり、脳割合は、10%に達するらしい(ちなみに、ヒトは1.3kg程度で、 脳割合は、2.5% 。タコの脳割合は、1〜3%。)。 単純に脳割合だけを見ると、ヒメイカのそれは、 他の生命体の追従を許していない。本書には ヒメイカの脳の断面を輪切りにし、脳がぎっしりと 詰まっている様子を収めている写真がある。 また、タコやイカといった頭足類も、ヒトが 持つような知性の階層を有するという。 すなわち、コウイカというイカの脳の研究に よると、電気刺激をコウイカの様々な部位に与える ことによって、ヒトの脳と似た構造を有している ことが確認されている。 印象的だったのは、タコの愛情表現についてだ。 つまり、タコの視床下部からいわゆる愛の分子と いわれる特定化学物質が放出される。 愛とは求愛行動を意味していて、ヒトのそれとは 本質的には同一なのではないだろうか。 なお、本書の巻末には、参考文献だけでなく、 図版出典や引用文献の記載もある。 知の旅は、とどまる所を知らない。
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眼・脳・体が一体化して知性を作り上げているタコ・イカでは、眼からの情報が体の色の変化に結びついているとか。魚屋で木箱にぎっしり同じ向きに詰め込まれたスルメイカたちが盛んに色を変化させていることがあった。「新鮮でおいしそう!」と買い求めたが、あの時イカさんたちは恐怖に身を震わせてい...
眼・脳・体が一体化して知性を作り上げているタコ・イカでは、眼からの情報が体の色の変化に結びついているとか。魚屋で木箱にぎっしり同じ向きに詰め込まれたスルメイカたちが盛んに色を変化させていることがあった。「新鮮でおいしそう!」と買い求めたが、あの時イカさんたちは恐怖に身を震わせていたんだろうな。
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いまタコ・イカの研究がホットだ。本書はその最新研究事情を平易に紹介する。1テーマ、見開き2ページで、図や写真入り。ひじょうに読みやすい。 タコは(おそらくイカも)痛みを感じるし、恋愛もするし、夢も見る。ミラーテストにも合格するし、模倣学習もするし、社会的認知にもすぐれる。能力的に...
いまタコ・イカの研究がホットだ。本書はその最新研究事情を平易に紹介する。1テーマ、見開き2ページで、図や写真入り。ひじょうに読みやすい。 タコは(おそらくイカも)痛みを感じるし、恋愛もするし、夢も見る。ミラーテストにも合格するし、模倣学習もするし、社会的認知にもすぐれる。能力的には、霊長類に見劣りしない。(先週「ダーウィンが来た!」を見ていたら、水槽で飼われているタコが飼い主の少年と手でハイタッチするようになった。よき伴侶動物にもなる!) タコ・イカのゲノムの解読も現在進行中。すでに49種のタコ・イカのゲノムが解読済みという(2024年末現在)。ほかの動物のゲノムと比較すると、脳内の神経細胞の接続に関わる遺伝子が圧倒的に多い。 さらに、タコ・イカでは、DNA自体は変わらずに、DNAから作られたRNAが編集(改変)されることが発見され、その研究も進みつつある。なにか、すごい発見がなされつつあるような予感がする。 (p.s. 現在、国際標準のアニマル・ウェルフェアのガイドラインでは、動物を虐待したり、痛みを与えたりすることは許されない。タコ・イカは痛みも感じるし、感情ももっているし、知的でもある。無脊椎動物はこの間まではガイドラインの対象外だったが、タコ・イカの「人権」を尊重する未来が来たりするかもしれない。)
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