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人よ、花よ、(下)
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人よ、花よ、(下)

今村翔吾(著者)

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人よ、花よ、(下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2025/04/07
JAN 9784022520463

人よ、花よ、(下)

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商品レビュー

4.6

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2026/09/11
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日本史は中学の歴史までしかきちんと勉強したことがなく、後は興味ある時代の小説を少々読む程度。NHK大河すら全く観てない。なので知識は少なく、あっても間違ってたり誤解してたり…。 楠正成・正行親子のこともそう、父正成は有能な武将だったが、子正行はそこまでではなかったイメージだった。野球で言う長嶋親子、野村親子がダブっていたかもしれない。 とんでもない誤解だった。この本を読んでから史実を少々調べてみても、小説ならではの虚飾部分を除いても、正成に劣らぬ奮闘ぶりを示したのが正行なのである。 その正行を題材に今村翔吾が小説を描いたとなれば、そりゃもう間違いなく面白い。その期待を裏切らない傑作である。歴史小説は結末が分かってしまう(史実を曲げるIF系はもう歴史小説ではないと思う)ので、そこだけが残念だが、多聞丸(楠木正成)と楠一門の活躍を上下巻900ページ以上に及んで描き、退屈させないどころか、ページ繰る手を止めさせず、残りページ数を惜しませ続ける。 アクションや戦場シーンの迫力、吉野での政治対話の読み応え、日常生活の穏やかな描写、どこもここも読み所である上に、その配置がまた巧みで、緩急のリズムが素晴らしい。その上に、敵役、悪役に至るまで人物が全員魅力的なのも良い。高一族や北畠親房までが、どこか憎めない人物として描いているのは特筆すべき特徴と思う。 今村翔吾作品は今のところ、どれも傑作なんだが、この本は一つ抜けてるかも知れない。飯森山も金剛山も吉野だって家から日帰りで行けるところ、なんなら大原(桜井の駅)は実家から徒歩2分。こんなに身近にいる史上の大英雄。非常に遅まきながら、楠正行・多聞丸のファンになった次第である

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2026/08/01

後村上帝の警護を始めた楠木一族。その吉野へ、足利直義の放つ透波が襲撃するが、楠木一族にて、帝は守られる。 後村上帝や、南朝の急進派らにも、功労者が楠木一族と知られてしまう。 北朝との和議により、争いを終結する意向はあるが、和議とするためにも、不利な南朝を助けるべく、楠木一族はつ...

後村上帝の警護を始めた楠木一族。その吉野へ、足利直義の放つ透波が襲撃するが、楠木一族にて、帝は守られる。 後村上帝や、南朝の急進派らにも、功労者が楠木一族と知られてしまう。 北朝との和議により、争いを終結する意向はあるが、和議とするためにも、不利な南朝を助けるべく、楠木一族はついに、決意を固め、闘いに挑んでいく。

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2026/07/10

楠木正成の長男が辿った人生。全く知らない人物だったが、楠木党の主として、短い人生を駆け抜けたんだな、と。楠木党の武者たちと、敵陣に突っ込んでいった最期が心に残った。「多聞丸が駆けた」最後の時が春を味わうようで清々しかった。 実際の戦闘に清々しいも何もないが、戦乱の世を書いた小説と...

楠木正成の長男が辿った人生。全く知らない人物だったが、楠木党の主として、短い人生を駆け抜けたんだな、と。楠木党の武者たちと、敵陣に突っ込んでいった最期が心に残った。「多聞丸が駆けた」最後の時が春を味わうようで清々しかった。 実際の戦闘に清々しいも何もないが、戦乱の世を書いた小説として思った。

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