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三体0 球状閃電 ハヤカワ文庫SF
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三体0 球状閃電 ハヤカワ文庫SF

劉慈欣(著者), 大森望(訳者), 光吉さくら(訳者), ワンチャイ(訳者)

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三体0 球状閃電 ハヤカワ文庫SF

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2025/03/19
JAN 9784150124755

三体0 球状閃電

¥1,430

商品レビュー

4.2

30件のお客様レビュー

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2026/04/18

三体0は三体の前日譚でありディン・イーが登場する作品という前知識で読んだが、実際には想像以上に、というよりほぼ完全に独立した物語だった。 物語は、球電現象の解明に人生を捧げる主人公・陳と、兵器開発に強い執着を持つ林雲が協力し、科学・軍事・倫理という複数の視点からその正体に迫って...

三体0は三体の前日譚でありディン・イーが登場する作品という前知識で読んだが、実際には想像以上に、というよりほぼ完全に独立した物語だった。 物語は、球電現象の解明に人生を捧げる主人公・陳と、兵器開発に強い執着を持つ林雲が協力し、科学・軍事・倫理という複数の視点からその正体に迫っていく構造になっている。特に印象的なのは、物語後半において球電現象がほぼ解明されることで、関心が「現象の理解」から「その利用と責任」へと移行していく点だ。 なぜ林雲は兵器開発にこだわるのか。そして彼女は最終的にどうなったのか。こうした要素は、三体本編でのディン・イーの言及とも重なり、キャラクターへの理解を補強する役割も果たしている。 読後には、ディン・イーが密かに持ち続けていた写真と、陳の家に飾られる青い薔薇のエピソードが強く印象に残った。林雲はもはや二度と会うことのできない場所にいるが、それでもその存在を感じさせる描写が残されている。ただ、それはかつてのような関係が続いているというよりも、関係のあり方そのものが変質してしまった結果のように思えた。会うことはできないが、存在は感じられる。その不安定な状態に、強い切なさと、わずかな救いのようなものを感じた。

Posted by ブクログ

2026/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・「ぼくの心をかき乱す女性が、同年代の女の子とメイクの話でもするみたいに、こんなに平然と流血や死について語るなんて。⋯でも、もしかしたらこんなところが、ぼくの心を捉えて離さない彼女の魅力の源泉なのかもしれない。」 ・「物理学的に見れば、生命は、物質と運動のさまざまなな態様の中で、とりわけ重要な意味を持つわけではない。⋯物理学上、ひとりの人間の死とひとかけらの氷の溶解に本質的な違いは存在しない。⋯宇宙の究極の法則という観点から人生を見ることを学べば、もっと楽に生きられるよ。」

Posted by ブクログ

2026/03/12

この話に出てくるサンダーボール(雷球)は、滅多に見ることができない自然現象みたいだが、驚いたことに、昔、叔父が四国の山奥で出会ったらしい。 四国の山では、もののけや動物に憑かれた人たちを含めて、いろんな超常現象が起きるんだなとつくづく感心。 叔父の話では、真っ赤な球が空中に浮かん...

この話に出てくるサンダーボール(雷球)は、滅多に見ることができない自然現象みたいだが、驚いたことに、昔、叔父が四国の山奥で出会ったらしい。 四国の山では、もののけや動物に憑かれた人たちを含めて、いろんな超常現象が起きるんだなとつくづく感心。 叔父の話では、真っ赤な球が空中に浮かんでいて、それがどんどん膨らんで突然大きな破裂音とともに爆発!そのあたり周辺の電子機器が故障したとのこと。 SFのお話が、身近に起こったことを聞いて興奮した。 小説のラストでは、物理的視点で人生のロマンを表現していて、素敵だった。 難しい理論をロマンに昇華させる筆力が素晴らしくて、もういなくなった人や物がまだ別次元で存在しているように思えて、心があたたかくなるお話だった。

Posted by ブクログ

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