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22世紀の資本主義
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22世紀の資本主義
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
格差も加速度的に広がり、いまの資本主義社会のシステムに終わりが見えてきたのは事実。また、お金以外の何かが生まれることを、自分が子どもの頃には考えもしなかったことを考えると、お金が絶滅することもあながちあり得るのかも・・。とはいえ、まだまだ未来の話であり、具体的な例もあまり多くなく...
格差も加速度的に広がり、いまの資本主義社会のシステムに終わりが見えてきたのは事実。また、お金以外の何かが生まれることを、自分が子どもの頃には考えもしなかったことを考えると、お金が絶滅することもあながちあり得るのかも・・。とはいえ、まだまだ未来の話であり、具体的な例もあまり多くなく、読んでいてなかなか頭に入って来なかったのが正直なところ。 小説も含め、わりとふりきった設定?内容?の作品が好きなので、最後まで読むことができたが、そうでなければ、ちょっとキツいかもしれない。あくまでも22世紀(2101年〜)の資本主義はこうなるのかも、と思って手にするのが吉。 ★3.5
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少々期待外れでした。 「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコ」の意見が興味深く、刺激的な発言が面白いなと思っていました。 嫌いでも好きでもないけれど、成田さんについては、この世の中の自分の利益は確保するのにお利口さんできれいごとを言ったり迎合したりリスクを冒...
少々期待外れでした。 「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコ」の意見が興味深く、刺激的な発言が面白いなと思っていました。 嫌いでも好きでもないけれど、成田さんについては、この世の中の自分の利益は確保するのにお利口さんできれいごとを言ったり迎合したりリスクを冒さない発言をする人たちに比べて、周りからどう思われようが意見を貫くところに好感や興味を持ってました。 上記の本の選挙についての意見が面白くて、多様な意見があった方が議論が盛んになって良いと思ってました。 それが、ある発言で大炎上してある企業のCMでキャンセルカルチャー食らってしまっていて…だいぶ痛い目を見ておとなしくなったのか、厄介な目に遭いたくないのでしょうか。本書でのセルフツッコミが結構自虐的で、もっと切り込んでほしかったーと怖いものみたさがありました。すみません。 (炎上の発言は、内容的に支持していません。単純にある企業の起用がセンスなかったと思います。派手に担ぎ上げられず、ひっそり批判的なコメントしていたら良かったの…と思ってしまいます。本が有名のポピュラーではなく、人としてポジティブなポピュラーにはなれない内容の人だと思うのでCMは違うんじゃないか、です) P150の「経済が壊れてる」の部分とか、まともな意見だと思います。 こういう発言を見ると、心根はピュアな気がしてきますね。 本書で語られる未来予測は、「AI2041 人工知能が変える20年後の未来」で読んだものと近いと感じました。 予測が得意な人からしたら、たどり着くこと(未来予測)は同じということでしょうか。 「AI2041 人工知能が変える20年後の未来」は物語ベースで読みやすかったのでお勧めです。ちょっとファンタジーぽさを感じていましたが、成田さんの意見を読んだ後だと、確率の高い未来により思えてきました。 ところで、本書、難しかったです。 成田さんは今や名の知れたポピュラーな人(ポジティブな意味だけでなく、多くの人が知っている)という印象でしたので、もっと平易な内容というか、言葉選びかなと思って手に取ったのですが、元々の経済的な知識の素養とか理解度がないと、新たな単語や世界、設定がわからないのでは…?と。自分未熟故、経済の話はあまり理解できていない気がします。 成田さんのことは、著者個人を追いたいわけではなく、ポピュラーゆえ、多くの人が手に取り影響を与え社会にも派生するのでは?であれば著作を読んで情報として把握しておいた方が良いかも、という動機から本を手に取りましたが、単著の前作と比べて今作は…そこまで影響ないのかも?(内容的にそういうものでもないかも?)と思っています。 おわりに、の部分読みながら、another sky思い出しました。 確かに葉巻吸っていた気がする。 こういうマイペースな感じで、また面白い本書いてほしいです。
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前作の22世紀の民主主義が面白かったのは、だんだんアルゴリズムに侵されていくこの時代をむしろ政治はアルゴリズムでいいやん、という考えがなるほどなーと納得感あったのだが、今作では市場経済をアルゴリズムに任せて最後にはお金(という一物一価の時代遅れの尺度)がなくなるというストーリーで...
前作の22世紀の民主主義が面白かったのは、だんだんアルゴリズムに侵されていくこの時代をむしろ政治はアルゴリズムでいいやん、という考えがなるほどなーと納得感あったのだが、今作では市場経済をアルゴリズムに任せて最後にはお金(という一物一価の時代遅れの尺度)がなくなるというストーリーでちょっと想像が追いつかなかった。共同体への貢献度によって、その人が享受できる益も変わってくる、それをアルゴリズムが判断するというのは理屈は分かるのだけど、じゃあどうやって米を手に入れればいいのか具体的なイメージが湧かず、、消化不良な感じに。 本書の前半で語られている、資本主義が暴走してありとあらゆるものがデータ化され、物に限らない精神的なもの含めすべてに価格がつくというのは容易に想像できてエゲツない時代になってきたなと思った。
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