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銃と助手席の歌
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銃と助手席の歌
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
オーストラリアを舞台にしたロードノヴェル。何でも挑発的で汚い言葉しか使えないチャーリー。金の延棒を盗んだ事で姉の恋人を殺してしまったが、ひょんなことからその場に居合わせたナオと死体を捨てハイウェイを北に走る羽目になる。本文はチャーリーとナオの視点から描かれる。全く違う面を持つ2人...
オーストラリアを舞台にしたロードノヴェル。何でも挑発的で汚い言葉しか使えないチャーリー。金の延棒を盗んだ事で姉の恋人を殺してしまったが、ひょんなことからその場に居合わせたナオと死体を捨てハイウェイを北に走る羽目になる。本文はチャーリーとナオの視点から描かれる。全く違う面を持つ2人の女性、そして乾燥したオーストラリアのクリスマス時期の暑さ、正体不明の追手、と見所が満載。女の子が主人公だから読者を選ぶかもしれないが私は大満足だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
正反対な性格をした訳ありの女の子2人がオーストラリアのハイウェイを走り続ける犯罪青春小説。 痛々しいくらいに尖った性格をしているチャーリーや全く噛み合わない2人に最初は「もう…!」とやきもき。 常に血と暴力が付き纏う逃走劇なので全体的にどんより重い雰囲気なのだけど、その分お互いの過去や秘密を知り心を開いていく2人にホッとする。 オーストラリアの広大な風景や乾いた暑さの様子が丁寧に描かれているので一緒に長い道路を走っている気分になり、2人と一緒にうんざりしたり焦ったり。 終盤にどどっと話が動いて、夜更かしして一気に読み切った。面白かったな。
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タイトルと装丁に惹かれ購入 オーストラリア西部が舞台で、雄大な自然の中での冒険譚を期待してたが、小説自体が逃亡劇なのでそういった趣向はあまりなかった タイトルが腑に落ちてなかったがラストまで読むと、翻訳本ならではの良さを感る ただ、この本のターゲットはどこなのだろうと思う。...
タイトルと装丁に惹かれ購入 オーストラリア西部が舞台で、雄大な自然の中での冒険譚を期待してたが、小説自体が逃亡劇なのでそういった趣向はあまりなかった タイトルが腑に落ちてなかったがラストまで読むと、翻訳本ならではの良さを感る ただ、この本のターゲットはどこなのだろうと思う。オーストラリアの原住民の人や、舞台近辺の人は面白く読めるだろうけど、舞台に馴染みのない日本人にとっては中々没入して読むのは難しいのではと思った。 解説で言語化されている部分だけで、小説自体の面白みの大半はわかってしまうような本。
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