商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2025/03/05 |
| JAN | 9784309229430 |
- 書籍
- 書籍
NEXUS 情報の人類史(上)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
NEXUS 情報の人類史(上)
¥2,200
在庫あり
商品レビュー
4
100件のお客様レビュー
情報の人類史。上巻は情報の定義から始まり、魔女狩り、石器時代からの民主主義と全体主義 相変わらず、歴史とその捉える視点が鋭くて興味深い。 情報は真実だけでなく秩序を生み出すという考え方は目から鱗。真実は知恵や力を生み出すが、秩序も力を生み出す。 物語が共同主観的現実を作り出し、...
情報の人類史。上巻は情報の定義から始まり、魔女狩り、石器時代からの民主主義と全体主義 相変わらず、歴史とその捉える視点が鋭くて興味深い。 情報は真実だけでなく秩序を生み出すという考え方は目から鱗。真実は知恵や力を生み出すが、秩序も力を生み出す。 物語が共同主観的現実を作り出し、文書化が知識の保存と官僚制を生む。
Posted by 
◯ 人間の情報ネットワークの歴史は、進歩の大行進ではなく、真実と秩序のバランスを取ろうとする綱渡りだ。(80p) ◯ ややこしい現実を限られた数の定められた引き出しに落とし込むと、官僚が秩序を保つ助けにはなるが、真実がないがしろにされてしまう。(94p) ◯聖書には、安息日に...
◯ 人間の情報ネットワークの歴史は、進歩の大行進ではなく、真実と秩序のバランスを取ろうとする綱渡りだ。(80p) ◯ ややこしい現実を限られた数の定められた引き出しに落とし込むと、官僚が秩序を保つ助けにはなるが、真実がないがしろにされてしまう。(94p) ◯聖書には、安息日に労働してはならないと書かれている。だが、何が「労働」に該当するかは明示されていない。(128p) ◯ だが、印刷術は科学革命の根本原因ではなかった。(144p) ★忌まわしき魔女狩りやクラーク狩りの歴史を学ぶのは、胸糞が悪かった。だが、自己修正メカニズムの有無で宗教と科学を比較したり、情報の経路の多さで全体主義と民主主義を比較したりして、情報ネットワークの歴史を学んだことが、下巻の理解にどうつながるのか楽しみだ。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の手に余る力を生み出すのは我々の種に特有の大勢で協力する方法に由来。神話、宗教など物語のたぐあは、既存の生物学的絆を拡張する手段。偽りの記憶を語り続けると、いずれ人は正真正銘の記憶として受け入れる。大量の人間の間に秩序を生み出す最も効率的な方法は、真実ではなく物語。情報ネットワークは「真実の探究」と「秩序の維持」の双方に効く。官僚制は「整理」、整理の引き出しに押し込める事で真実を反映していない。官僚制は真実を犠牲にするが秩序のためでもある。神話と官僚制は、秩序を維持するのに不可欠な一方、秩序のために真実を犠牲にする。宗教、全体主義の「不可謬性」。聖典は可謬の人間の制度や機関を迂回するテクノロジー。でも、聖典のキュレーションの段階で教会権力強化へ。教会には自己修正メカニズムがない。独裁社会は強力な自己修正メカニズムを欠いた中央集権型の情報ネットワーク。民主制は強力な自己修正メカニズムを持つ分散型の情報ネットワーク。強権指導者は自己修正メカニズムを徐々に攻撃する。民主制とは多数派原理ではなく万人の自由と平等を意味する。ポピュリズムは、人民はあらゆる権限の唯一の正当な源泉であると主張し、自分だけがその人民を代表していると断言する。民主主義は政治の領域の権限が人民に属するが、他の領域における権限が別のものに由来することを否定しない。情報テクノロジーの発達のおかげで、広範な民主主義と全体主義体制が実現可能に。全体主義は自己修正メカニズムを徹底的に否定し、重複した監視メカニズムで秩序維持。宗教は保守的だが、全体主義は社会を急激に変えるという約束を軸にする。民主制は中央だけではなく、多くの独立した経路を情報が流れるのを促し、多数の独立したノードが自ら情報を処理して決定を下す。他方、全体主義は全ての情報が中枢を通過することを望み、独立した機関が独自の決定を下すことを嫌う。全体主義政権は秩序を維持するために、現代の情報テクノロジーを使って情報の流れを中央集権化したり、真実を押さえ込んだりする。
Posted by 
