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C線上のアリア
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/02/07 |
| JAN | 9784022520357 |
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商品レビュー
3.7
336件のお客様レビュー
お互い仲良くなりたいと思っていたのにすれ違いで一生お互いを誤認識したまま嫌いあっていたと最初は感じたが、本当はお互い真実は違っていてほしいと、ずっと気にしてて、そして何歳からでも関係をやり直せると思った。歳をとっているせいで友情や恋愛といった関係を諦めてはいけない。それは自分自身...
お互い仲良くなりたいと思っていたのにすれ違いで一生お互いを誤認識したまま嫌いあっていたと最初は感じたが、本当はお互い真実は違っていてほしいと、ずっと気にしてて、そして何歳からでも関係をやり直せると思った。歳をとっているせいで友情や恋愛といった関係を諦めてはいけない。それは自分自身で人生を諦めてしまっている。 相手の家柄や関係性で友情や恋愛を諦めたせいでその取り巻きの関係性にも悪い影響を与えている。今回は介護をきっかけとして友情恋愛に影響を与えたストーリーだが、この社会においてほとんどのことに言える。人が決めたしきたりやルールのせいで国家間でもすれ違い戦争が起こりたくさんの人を不幸にしている。自分の置かれた立場など人種や文化、価値観によって形成されるアイデンティティに抗わないと、間違った判断をして、それは負の連鎖となり代々巡り巡っていくと考察した。
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最後はもっと最悪を想像していたけど、ちょっと救いがあってよかった。 下記引用 認知症でなくても、平穏な日々の記憶は消えていく。砂を篩にかけるようなものかもしれない。若いうちは篩の目は細かいが、年齢を重ねるごとに粗くなっていく。落ちて行く砂の量も増え、最後には、石ころのような数日間が残る。それらは幸せだった日ばかりではない。むしろ、胸がつぶれるような思いをした日の方が、ほぐされることなく、硬い石となって残ってしまうのではないか。 常日頃から思っていることだけど、わたしは歳をとることが怖い。子どもの頃を思い出してみて、若い頃を思い出してみてって簡単に言うけど、その時の新鮮な感覚は必ず忘れてしまうから。 タイトルの「C線上」のCはCare(介護)を指すとの考察がある。老いていくほど忘れてしまう・動けなくなる、辛いことの方が多いけど、今も過去も、小さくても幸せなことは確かにあるしあったのだから、抱えて生きていくしかない。 湊かなえのイヤミスが好きな人には確実に物足りないと思うけど、これはこれでよかったので、いつもとはちょっと違う感じが読みたい方はぜひ。
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湊かなえさんの本を初めて読んだ。 イヤミスの女王と呼ばれていることから、結末にヒヤヒヤしていたけれど…思ったよりスッキリする結末で、少しホッとした。 今度は、もっと湊かなえ節の効いた本を読んでみようと思う。
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