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C線上のアリア の商品レビュー

3.7

336件のお客様レビュー

  1. 5つ

    59

  2. 4つ

    123

  3. 3つ

    118

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

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2025/12/24

お互い仲良くなりたいと思っていたのにすれ違いで一生お互いを誤認識したまま嫌いあっていたと最初は感じたが、本当はお互い真実は違っていてほしいと、ずっと気にしてて、そして何歳からでも関係をやり直せると思った。歳をとっているせいで友情や恋愛といった関係を諦めてはいけない。それは自分自身...

お互い仲良くなりたいと思っていたのにすれ違いで一生お互いを誤認識したまま嫌いあっていたと最初は感じたが、本当はお互い真実は違っていてほしいと、ずっと気にしてて、そして何歳からでも関係をやり直せると思った。歳をとっているせいで友情や恋愛といった関係を諦めてはいけない。それは自分自身で人生を諦めてしまっている。 相手の家柄や関係性で友情や恋愛を諦めたせいでその取り巻きの関係性にも悪い影響を与えている。今回は介護をきっかけとして友情恋愛に影響を与えたストーリーだが、この社会においてほとんどのことに言える。人が決めたしきたりやルールのせいで国家間でもすれ違い戦争が起こりたくさんの人を不幸にしている。自分の置かれた立場など人種や文化、価値観によって形成されるアイデンティティに抗わないと、間違った判断をして、それは負の連鎖となり代々巡り巡っていくと考察した。

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2025/12/22
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最後はもっと最悪を想像していたけど、ちょっと救いがあってよかった。 下記引用 認知症でなくても、平穏な日々の記憶は消えていく。砂を篩にかけるようなものかもしれない。若いうちは篩の目は細かいが、年齢を重ねるごとに粗くなっていく。落ちて行く砂の量も増え、最後には、石ころのような数日間が残る。それらは幸せだった日ばかりではない。むしろ、胸がつぶれるような思いをした日の方が、ほぐされることなく、硬い石となって残ってしまうのではないか。 常日頃から思っていることだけど、わたしは歳をとることが怖い。子どもの頃を思い出してみて、若い頃を思い出してみてって簡単に言うけど、その時の新鮮な感覚は必ず忘れてしまうから。 タイトルの「C線上」のCはCare(介護)を指すとの考察がある。老いていくほど忘れてしまう・動けなくなる、辛いことの方が多いけど、今も過去も、小さくても幸せなことは確かにあるしあったのだから、抱えて生きていくしかない。 湊かなえのイヤミスが好きな人には確実に物足りないと思うけど、これはこれでよかったので、いつもとはちょっと違う感じが読みたい方はぜひ。

Posted byブクログ

2025/12/22
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湊かなえさんの本を初めて読んだ。 イヤミスの女王と呼ばれていることから、結末にヒヤヒヤしていたけれど…思ったよりスッキリする結末で、少しホッとした。 今度は、もっと湊かなえ節の効いた本を読んでみようと思う。

Posted byブクログ

2025/12/22
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みどり屋敷に住む弥生さんとそれを取り巻く人々の物語。 弥生さんの日記を読み進めて判明する衝撃の真実が面白かった。菊枝さんと交換家事を行い、仲良くなっていったかと思いきや、突然交換家事を終わりにしたいと告げられ、最後の挨拶に行った日に弥生さんの義母が階段から落ちて亡くなってしまう。 なんと階段にはコードが貼ってあり、そのコードは弥生さんの夫が、姑が階段を上がれるのかどうか確かめるために仕掛けたものだった… 色んな不協和音が重なっておきてしまった悲しい結末に、心がざわついた。 邦彦があまり魅力的な男性に感じられなかった。(介護をお嫁さんに押し付ける、実は弥生さんを好きだった) 美佐は他人に首突っ込むタイプだが、嫌な感じではなくむしろ人当たりがいいのでよかった。 日記パートは面白かったが、それ以外にも介護問題や嫁姑問題などがリアルに綴られていて、いつかは自分も向き合う日が来るのかと思うと不安になった。

Posted byブクログ

2025/12/21

わーそういうことかよー と思いつつ、そんなからくりや伏線を気にする間もなく一気読みしてしまった 介護と過去のズーンとした秘密と。

Posted byブクログ

2025/12/13
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久しぶりの湊かなえ作品。 章タイトルに絡んだタイトルというのがオシャレ。 物語が複雑になっていくようでいて、確かに同じ線上で起こっていた。 昔ながらの嫁姑、夫婦関係がドーンと入ってくるので、それなりの年代向けのように感じた。 新聞掲載だったので、そうなったのかな。 姑にされて嫌だったことを、自分が姑になったら嫁にする。上司が部下に、上級生が下級生にするのも然り。 今でこそ少なくなった気がするが、この手の連鎖はありがち。やられた本人にはやり返せない。他の人を攻撃して、一時的に気持ち良くなったとしても、自分の中の負の感情が消えることはないのだろう。だから執拗に怒っているし、そこから抜け出せない。この辺、イヤミスだ。 そういえば村上春樹の作品がすごく出てきたな~。 あと、口に押し込むの、「夜行観覧車」を思い出した。読者サービスかな。

Posted byブクログ

2025/12/17

2025.47 育った家がごみ屋敷となり果て久しぶりに戻った 美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。 そこからひもとかれる、家族にさえ言えなかった 叔母の秘密とは……。 朝日新聞連載時から話題! 湊かなえが新たに挑む 先が読めない「介護ミステリー」 ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒...

2025.47 育った家がごみ屋敷となり果て久しぶりに戻った 美佐。家を片づけていく過程で金庫を発見する。 そこからひもとかれる、家族にさえ言えなかった 叔母の秘密とは……。 朝日新聞連載時から話題! 湊かなえが新たに挑む 先が読めない「介護ミステリー」 ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 介護ミステリーっていうから、介護士が殺人に加担 するとか、介護保険を使ったミステリーとか そんな感じを想像したりもしたけどそうではなく 叔母の日記から叔母や美佐自身の過去を 知ることになっていくストーリー 介護の大変さつらさも織り込まれていたり 他人の日記を読むって罪悪感のや真相が明らかに なってくドキドキで楽しめた 祖母も認知症だったけどもすごく楽しかったなぁ (1番大変なところは母が担っていたけども) そんなことも思い出しながら読んだ 表紙もそういうことだったのね

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2025/12/09

事前情報全くなく、人気なため借りてみた一冊 介護の話、姑との話などがリアルに書かれてる感じだった きっと主人公と同じ世代の方でノルウェイの森を読んだことある方ならより楽しめる作品なんだろうなと思った

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2025/12/07

これは、ミステリなのか?と思いながら読み進めて、どんどん謎に引き込まれて、後半一気に読み終えた。ケアや子どもを産むこと=女性の責務、という連鎖が受け継がれていく、不条理。その中で友情が生まれながらも、当時はすれ違い、時を経てからようやく想いが重なった二人のシスターフッドにグッとき...

これは、ミステリなのか?と思いながら読み進めて、どんどん謎に引き込まれて、後半一気に読み終えた。ケアや子どもを産むこと=女性の責務、という連鎖が受け継がれていく、不条理。その中で友情が生まれながらも、当時はすれ違い、時を経てからようやく想いが重なった二人のシスターフッドにグッときた。ゴミ屋敷が片付けられていく様が爽快だったし、丁寧な暮らしの描写や、随所に出てくる様々な「色」を場面を想像するのも楽しかった。ちょうどクリスマス時期に読めたのも、良かったな。

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2025/12/05

介護・家族間の関係性がテーマなので、どんな人にもおすすめかと言われると、そうでは無い作品だと思います。 介護ミステリーとありますが、ミステリー要素は薄いです。 登場人物が多いこともあって、現在と日記間を往復して読んでいるうちに、頭が混乱しそうになりました。笑 最後は少しだけ明るい...

介護・家族間の関係性がテーマなので、どんな人にもおすすめかと言われると、そうでは無い作品だと思います。 介護ミステリーとありますが、ミステリー要素は薄いです。 登場人物が多いこともあって、現在と日記間を往復して読んでいるうちに、頭が混乱しそうになりました。笑 最後は少しだけ明るい未来が垣間見えて安心しました!

Posted byブクログ