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氷の城壁(14)
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氷の城壁(14)
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
【あらすじ】 ミナトと一緒に自宅で誕生日を過ごしていた小雪。夜になって、家に一人でいることに急に寂しさを感じ、小雪は思わずミナトを引き留めてしまった。そこで小雪は、これまで秘めていた想いを吐露する。一方、美姫もヨータの家を訪れて…?時は流れ、新しい季節へ。青春混線ストーリー、完結...
【あらすじ】 ミナトと一緒に自宅で誕生日を過ごしていた小雪。夜になって、家に一人でいることに急に寂しさを感じ、小雪は思わずミナトを引き留めてしまった。そこで小雪は、これまで秘めていた想いを吐露する。一方、美姫もヨータの家を訪れて…?時は流れ、新しい季節へ。青春混線ストーリー、完結! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 阿賀沢紅茶先生の作品は『正反対な君と僕』と並行して読んでいますが、どちらも思春期の男女の心理描写がすごく心に刺さります。自分が高校時代にしゃべったこともなかったアイツやあの子も、絡んでみたら楽しいことがあったのかなーと思い、高校時代に戻ってやりなおしたくなりました。やっぱり、思い込んでばかりではなくて接してみないとわからないことがたくさんあるなぁ。
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あああー。またまたまた泣いてしまった。 親がいくら隠そうと、なんでもない顔をしようと、子供にはわかってしまうんだってこと。その時の空気感や親の表情は、ずっと子どもの心に残り続けるんだってこと。親の気持ちが理解できる年じゃないとか、複雑な事情がわかるはずがないとか、そういう問題じ...
あああー。またまたまた泣いてしまった。 親がいくら隠そうと、なんでもない顔をしようと、子供にはわかってしまうんだってこと。その時の空気感や親の表情は、ずっと子どもの心に残り続けるんだってこと。親の気持ちが理解できる年じゃないとか、複雑な事情がわかるはずがないとか、そういう問題じゃないんだよな。わかるわからないではなく、言葉通り「全部覚えてる」んだよな。 こゆん母娘はうまく回り始めたようだけど…こじれたままでいる親子も多い。長い時間をかけても…というか時間が経てば経つほど、解くのは難しくなる。 こういう、心の機微が細かく描かれている作品を読むたびいつも考えてしまう、これを書いた彼女(彼)はどれほど暗いトンネルの中にいたのだろう?今は抜け出せたからこそ、描けるのだと思いたい。 恋愛だけど、結局は人とヒトのつながり。 っていうかミナトもヨータもめっちゃ彼女に甘甘なんですけどもそういう男子って世の中にどれほどの割合でいるのだろうか…?え、それとも世の中の真摯に恋愛をする男子はみなさんこんな感じっすか…?男子ってなぁ… こゆんのとなりで一晩生殺しのミナトに笑った 残 酷
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- ネタバレ
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完結。 小雪の家庭環境が明らかになる。父親との関係。母親との関係。 小雪の家にミナトが遊びにきて、楽しい時間を過ごしたからこそ、ミナトが帰って家に1人になった時に 「あれ、この家、こんなに広かったっけ…?」 と思う小雪。 初めて寂しいと思う。 そして語られる小雪の家庭が壊れた瞬間のこと。 父親と母親の言い合い。母親の言葉。母親の表情。祖母が言った言葉。 良い大学を出て良い所に就職をしたのに、小雪が出来たから辞めた。辞めたことを祖母に責められた。小さい頃は言葉の意味なんて分からなくても、言葉を覚えるのは得意だった小雪はそれを覚えていて、その言葉の意味を知った時小雪は思う。 (あれ? 私、 いる ?) 何かを諦めた表情をする母親。何も聞いてこない母親。深い話をしない、親子なのに浅い関係。 ふとした瞬間、消えたくなるんだよね 死にたいとか、そうじゃなくて 最初から、ここに居なかったら、と、そういう その気持ちが分かる。 辛い。でも誰にも言えなくて、母親に聞いてみたいけど、聞くことなんて出来なくて。 そんな小雪の気持ちを軽くしたのはミナトだった。 ミナトも色々と家族の問題を持っていて、でもそれは小雪のお陰で解消出来て、だから自分の気持ちを吐露出来た。 最終的には母親とちゃんと話が出来て、良好な関係になることが出来て良かった。 これで完結かーと思うと寂しい。 みきとヨータの話ももっと読みたかったし、ユーキの話も読みたかったし。 でも、先生の新しい物語がまた始まるかと思うと楽しみになった。
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