- 書籍
- 書籍
会社と株主の世界史
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
会社と株主の世界史
¥2,420
在庫あり
商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
2025.03.05 忙しい人は第8章だけでも。 株式会社の歴史、取締役、会社法の原理、株主とは何かなど丁寧に記されている良書。 読む価値あり。投資うんぬんは別として資本主義の社会に生きる人には読む価値アリ。
Posted by
はじめに 本書では、株式会社の成立から現在までの歴史的背景、法人制度の意義、株主の役割、経営者の責任、そして社会的責任を果たすための企業の変革について詳細に論じられています。以下に、本書で強調されている主要な要点をまとめます。 1. 株式会社の歴史的背景 1.1 東インド会社の...
はじめに 本書では、株式会社の成立から現在までの歴史的背景、法人制度の意義、株主の役割、経営者の責任、そして社会的責任を果たすための企業の変革について詳細に論じられています。以下に、本書で強調されている主要な要点をまとめます。 1. 株式会社の歴史的背景 1.1 東インド会社の設立 - 1600年、エリザベス1世によって東インド会社が設立され、法人制度の始まりとされる。この会社は、特許状によって東インド貿易における独占権を与えられた。 1.2 法人制度の目的 - 法人は国家からの特許権を長期にわたり保持するための「入れ物」として機能し、独占権の保存を目的としていた。 2. 法人制度の変遷 2.1 法律制度の変化 - 日本の会社法は、免許主義から準則主義へと移行し、法人設立がより容易になった。これは、経済システムの変化に伴うものである。 2.2 定款の重要性 - 定款は、法人が持つべき規則を明記したものであり、変更には厳重な手続きが必要である。定款の役割は、法人の運営の基盤を提供することである。 3. 株主の役割と責任 3.1 株主の権利 - 株主は、株主総会において意見を述べ、議決権を行使する権利を持つ。これは、経営者に対するチェック機能を果たす重要な役割を担っている。 3.2 株主の社会的責任 - 株主は単に財務的な利益を追求するだけでなく、企業が社会的責任を果たすことを促す役割も期待されている。 4. 経営者の責任 4.1 経営者の受託責任 - 経営者は株主及び社会に対して受託責任を負っており、企業の運営が適正に行われるよう努める義務がある。 4.2 社会的責任の遂行 - 企業は、環境問題や社会貢献活動など、社会的責任を果たすことが求められるようになってきている。 5. 企業の変革と未来 5.1 変革の必要性 - 現代の企業は、単なる利益追求から脱却し、「人を大切にする社会」へと変革していくことが求められている。この変革は、株主、経営者、そして社会全体が協力して進めるべきものである。 5.2 新しい企業の姿 - 企業は、持続可能な成長を目指すとともに、環境・社会・企業統治(ESG)に配慮した経営を行うことが重要である。 結論 本書を通じて、株式会社の設立から現在に至るまでの法人制度の変遷、株主と経営者の役割、企業の社会的責任についての重要な要点が強調されています。これらの要素は、今後の企業運営においてますます重要な意味を持つと考えられます。企業が社会とどのように関わり、変革していくかが今後の課題となるでしょう。
Posted by
佐高山株式会社を例にした話はとても分かりやすく勉強になったが後半になるにつれ近代経済学の授業になってきてしまい頭に入りにくくなる
Posted by