先生、イルカとヤギは親戚なのですか！ [鳥取環境大学]の森の人間動物行動学

小林朋道(著者)

• 販売会社／発売会社: 築地書館
• 発売年月日: 2025/01/08
• JAN: 9784806716778

商品レビュー

2025/02/23

2025年1月、出版。先生シリーズの節目。筆者が所属大学の学長となった為、研究・講義は終了…。今までとは少し違う雰囲気だが、やはり面白かった。

2025/02/06

1. オオカミとタヌキへの愛情
- オオカミ王ロポの物語: 著者は、この物語が自身の心に強く根付いていることを述べ、オオカミに対する愛情を語ります。
- タヌキの存在: 日本に生息するイヌ科の野生動物はタヌキとキツネのみであり、著者がタヌキに対して特別な感情を持つ理由が説明されています。

2. タヌキの研究
- 研究の取り組み: 大学でタヌキの研究を行った経験が語られ、タヌキの移動経路の追跡や習性に関する研究が紹介されています。
- タヌキとの対話: タヌキが人間の生活圏に持ち込む行動についての考察や、タヌキに対する期待と失望が描かれています。

3. 幼少期の犬との思い出
- トムとの関係: 幼少期に飼っていた犬トムとの思い出が語られ、著者の家庭や父との関係を通じて、犬に対する愛情が表現されています。
- トムとのエピソード: トムの行動や、著者がトムに対して抱いた感情が詳細に描かれています。

4. 自然との関わり
- 自然観察: 著者が自然の中で動物を観察する楽しさや、新しい発見の喜びが強調されています。
- 教育的な視点: 自然との関わりを通じて学んだことや、次世代に対する教育の重要性が述べられています。

5. まとめ
著者は、オオカミやタヌキとの関わりを通じて得た経験や感情をもとに、動物への理解が深まることの大切さを強調しています。特に、幼少期の犬との思い出は著者の人生において重要な位置を占めており、それが動物に対する愛情や関心の原点となっていることが明らかにされています。動物との関係を通じて得られる学びは、自然環境や生態系の保護にもつながるとの考えが示されています。