商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/01/15 |
| JAN | 9784022520395 |
- 書籍
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ゲーテはすべてを言った
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ゲーテはすべてを言った
¥1,760
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商品レビュー
3.5
304件のお客様レビュー
作者は一つの作品を書くのに膨大な資料を読むとかどっかのインタビューで言ってた記憶があり、もともとの作者の読書量と聖書に対する知識はきっとすごいのだろうなあとびくつきながら読み始めたのだけど、何かの前提知識がないと読み進められないという類のものではなく純粋に話の筋として面白い内容に...
作者は一つの作品を書くのに膨大な資料を読むとかどっかのインタビューで言ってた記憶があり、もともとの作者の読書量と聖書に対する知識はきっとすごいのだろうなあとびくつきながら読み始めたのだけど、何かの前提知識がないと読み進められないという類のものではなく純粋に話の筋として面白い内容になっていた。ただ『ファウスト』については知っているともっと内容が楽しめたのかなと感じた。途中でアンミカの白色の話だったり『耳をすませば』の「やな奴やな奴」だったりこっそりこういうのを入れてくるんだあとクスッと笑いながら・・・。
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ゲーテ学者博把統一が結婚記念日のディナーで出会った、彼の知らないゲーテの名言を探し求める話。第172回芥川賞受賞作。 父が鈴木結生さんのクリスマス講演を聞いてとても面白かったらしく、クリスチャンで年が一つ違い、同郷という共通点にも親近感を覚えて(ゲーテには全く馴染みがないけど)読みました。 「ゲーテ学者が侵した、超えてはならなかったはずの一線」という帯や、「徳歌のハンドバッグに詰め込まれたティー・バッグは博把家のゴミ袋に詰め込まれ、回収されることになる(これは結局どうなったのか時系列を辿って振り返ってみてもまだわからない…)」という描写を見て、なにかサスペンスが始まるのかと思ったけどそうではなかった。 問題は、テレビ番組で出典が確認できていない名言をゲーテのものとして発言してしまったこと。 文学的なアカデミアの世界のことはわからないながらも、言葉への追求を擬似体験ができて面白かった。 博把統一が「愛はすべてを混淆とせず、渾然となす」と発言してから、怒涛のラストスパート。登場人物が多く関係が複雑なので大変。とにかく彼らの関係性が絡まり合って、誰が誰だっけとなりながら伏線が回収されていく。 然教授の捏造事件は、統一が名言探しの最中に悩んだ「創作とは何か」という問いに対する彼なりの答えだったんだね。 ゲーテだけでなく本当にたくさんの歴史上の人物が出てきて目が回りそうになったけど、ふーんと適度に読み飛ばすことで最後まで楽しく読むことができました。実体験に沿ったと思われる現実的な時間が流れハッピーエンドに終わる、とても気持ち良い本だと思いました。 「『ファウスト』って、面白かったんだねぇ」という最後の義子の言葉には勇気づけられたので、私もいつか、手塚治虫のファウストくらいは頑張って読んでみたい。 あと、ゲーテ曰くの濫用もやってみたい。ヨハンと統一のやり取りが好きだった。
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芥川賞受賞作 難しかった。 色んな言葉の引用もあり興味深いと思う面もあった。 ゲーテのファウストに興味がでて、この本を読んだあとに調べたりもした。 登場人物に今一歩、感情移入ができなかったのは難しい名前によるものの気もする。 ただ、今までにあまりない本という感じでもあり新鮮だった。
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