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日本政治学史 丸山眞男からジェンダー論、実験政治学まで 中公新書2837
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2024/12/23 |
| JAN | 9784121028372 |
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日本政治学史
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
日本における政治学がどのような経緯で今日にいたっているか、ということがわかる本である。学生にとっては政治学入門に代わる本である。政治学を勉強する、あるいは興味がある学生にとってはいい本であると思う。
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本書は、戦後日本の政治学の歩んできた過程を丸山真男から最近のジェンダー論・実験政治学まで「科学としての政治学」という観点から叙述したものであり、それぞれの時代を代表する政治学のトレンドやトピックスを織り交ぜながら興味深いものとなっている。『レヴァイアサン』という雑誌に集った学者た...
本書は、戦後日本の政治学の歩んできた過程を丸山真男から最近のジェンダー論・実験政治学まで「科学としての政治学」という観点から叙述したものであり、それぞれの時代を代表する政治学のトレンドやトピックスを織り交ぜながら興味深いものとなっている。『レヴァイアサン』という雑誌に集った学者たちを総称してレヴァイアサン・グループと界隈では呼ばれているのははじめて知った。先日、火事でお亡くなりになった猪口孝先生もその一人。若き日のお写真が涙を誘う。個人的には佐藤誠三郎のところが一番面白く読んだ。 ところで、著者も「あとがき」で弁解しているが、国際政治学や行政学、地域研究、政治思想などの研究がすっぽりない。つまり私が学部時代に教わった政治思想史学者で顕著な業績と多くの弟子がある藤原保信先生やゴミ問題の先駆者である行政学の寄本勝美先生、あるいは若くして亡くなってしまったが、超有名な国際政治学者の鴨武彦先生などへの言及がまったくないということだ。あと『市民参加』の篠原一先生も言及がないなぁ。 この本は新書なので、そうした「限界」があることを踏まえて読む必要があろう。
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概要 本書では、戦後日本の政治学の発展とその変遷について詳述されており、特に各時代における主要な理論や学者の影響、そして政治改革の進展に焦点を当てています。以下に、本書で強調されている要点をまとめます。 第1章: 民主化への道 学術体制の形成 - 日本における全国的な政治学...
概要 本書では、戦後日本の政治学の発展とその変遷について詳述されており、特に各時代における主要な理論や学者の影響、そして政治改革の進展に焦点を当てています。以下に、本書で強調されている要点をまとめます。 第1章: 民主化への道 学術体制の形成 - 日本における全国的な政治学会の設立は1948年であり、これは占領下の影響を受けた。 - 政治学者の自由意思に基づく連合体としての学会の重要性が強調されている。 戦後の政治学の発展 - 政治学は、社会の自己反省装置としての役割を持ち、社会の適切な反省の手がかりとなるべきである。 第2章: 1955年体制の確立 政党制と政治体制 - 1955年の社会党統一と保守合同が現在の政治体制の礎を築いた。 - 自民党と社会党の二大政党制が長期間にわたって続くことになる。 政治過程の分析 - さまざまな学者が政治過程に関心を寄せ、特に行動科学の影響を受けた研究が行われた。 第3章: 低迷と挑戦者の登場 学問の焦点 - 1960年代後半からの政治学の低迷期において、田口富久治のマルクス主義や三宅一郎の投票行動研究が新たな潮流を生む。 研究の多様化 - ジェンダー研究や実験政治学が2000年代において政治学の発展に寄与することが示されている。 第4章: 新しい流れとその影響 1980年代の政治学 - 政治学の新しい流れとして、雑誌『レヴァイアサン』に関連する学者たちが登場し、従来の政治学の枠を超えた議論が展開された。 政治改革の視点 - 1980年代後半から1990年代にかけての政治改革に向けた取り組みが、選挙制度改革の議論を促進した。 第5章: 制度改革とその課題 政治改革推進協議会 - 民間政治臨調が創設され、選挙制度改革に向けた提言が行われた。 - 政党の利益と選挙結果に与える影響についての議論が重要視された。 第6章: 現代政治学の展望 ジェンダーと実験政治学 - 現代の政治学において、ジェンダー研究と実験政治学が重要な研究領域として浮上。 政治学の目的と価値観 - 政治学者が持つ価値観の変化とその学問的影響についての調査結果が示され、政治学の意義が問われている。 結論 本書は、戦後日本の政治学がどのように形成され、変化してきたのかを明らかにしています。特に、政治学者の研究活動やその社会的役割がどのように評価され、発展してきたかについての洞察が提供されています。政治学は、社会の変化に対応しながら、様々な視点から研究が進められており、その中で新たな課題や方向性が常に模索されています。
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