商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | マイクロマガジン社 |
| 発売年月日 | 2024/12/20 |
| JAN | 9784867166802 |
- 書籍
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夏の匂いがする
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夏の匂いがする
¥1,815
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商品レビュー
3.6
18件のお客様レビュー
白と黒が好き。はっきりしているけれど、曖昧な線を残すもの。生きるって死ぬことなのかなって思ってたけれど、少し違うものなのかもしれないと思えた本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ぐっと冷えた12月の日になってしまいましたが、「夏の匂いがする」読了。 確かに、わたしも18歳やそのくらいだったあの、夏の匂いがしました。 木爾チレンさんの書く女の子たちの関係が素敵で憧れる。ゆりと栞、瑠璃とハリみたいな。私は学生時代ずっと特定の女の子と仲良く過ごすタイプではなくて一人で行動するのが平気なタイプ、女子大時代ですら女友達といた時間より彼氏といた時間の方が長かったかもという女だったのでそういう青春がなかったのだ。憧れ。でもなんだか想像はできる。そういうみずみずしい感触がどの作品にもあると思う。
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今年の夏の終わりにとりとめもなく、タイトルに「夏」がつく小説を6冊ブクログの本棚に登録したのですが、「夏の匂いがする」が最後になりました。木爾チレンさんは「きなチレン」と読みます。 私にとっての夏の匂いは、やはり海の匂いですね。小さな海沿いの町に生まれたこともあり、夏は少々天...
今年の夏の終わりにとりとめもなく、タイトルに「夏」がつく小説を6冊ブクログの本棚に登録したのですが、「夏の匂いがする」が最後になりました。木爾チレンさんは「きなチレン」と読みます。 私にとっての夏の匂いは、やはり海の匂いですね。小さな海沿いの町に生まれたこともあり、夏は少々天気が悪くても毎日海で泳いでました。小学校高学年になると潜って獲ったサザエを観光客や旅館に持っていって買い取ってもらったり、海の家やホテルでバイトしたりで、心も懐もリッチになれる好きな季節でした。 この本は5つの短編で構成されていて、どれも思春期だったり学生時代の二人の女子の恋とも友情とも言えない相手に対する熱い思いだったり、心の移ろいとか、性への興味とか、若さ特有の夏の匂いを表現しています。 やっぱり夏が好きだ!
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