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デレク・パーフィット 哲学者が愛した哲学者(上)
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デレク・パーフィット 哲学者が愛した哲学者(上)

デイヴィッド・エドモンズ(著者), 森村進(訳者), 森村たまき(訳者)

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デレク・パーフィット 哲学者が愛した哲学者(上)

3,410

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房
発売年月日 2024/12/16
JAN 9784326154920
関連ワードデイヴィッド・エドモンズ / 森村進 / 森村たまき / 哲学・心理学・宗教

デレク・パーフィット 哲学者が愛した哲学者(上)

¥3,410

商品レビュー

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2025/08/08

あちこちに、哲学論争の種明かしみたいなのがあって勉強になるが、逆に「まあこういう感じの人間関係や議論の背景の情報をもたずにあの系統の倫理学勉強するっていうのはむずかしかったな」という感じもある。

Posted by ブクログ

2025/02/16

1. デレク・バーフィットの哲学的地位 - デレク・バーフィットは「フィロソファーのフィロソファー」として知られ、広く認知された哲学者ではないが、重要な思想家として評価されている。 - 彼は社会運動やメディアへの露出を避け、主に哲学的問題に焦点を当ててきた。 2. パーフィット...

1. デレク・バーフィットの哲学的地位 - デレク・バーフィットは「フィロソファーのフィロソファー」として知られ、広く認知された哲学者ではないが、重要な思想家として評価されている。 - 彼は社会運動やメディアへの露出を避け、主に哲学的問題に焦点を当ててきた。 2. パーフィットの哲学的アプローチ - 彼の哲学は、人間の存在やアイデンティティの理解において、心理的連続性を重視。 - 人格の同一性に関する議論の中で、過去と未来の自己の関係の変化を探求。 3. 人格同一性の概念 - バーフィットは、人格同一性が記憶や欲望の共有によって維持されるとし、物理的な連続性に依存しないことを示唆。 - 彼の理論は、異なる人格が同時に存在する場合(例:三つ子のケース)の哲学的問題にも関連付けられる。 4. 道徳的責任と心理的連続性 - 過去の行動に対する道徳的責任は、心理的連続性の程度によって変わる可能性がある。 - 罪を犯した人がその後改善されても、過去の行為に対する責任が軽減されることを指摘。 5. 自己利益と功利主義 - バーフィットは自己利益理論の内在する矛盾について考察し、利己主義者が他者を気にかけることが合理的であることを示唆。 - 行為の結果を考慮し、自己の利益だけでなく、他者の利益も考慮に入れることの重要性。 6. 道徳的ジレンマの分析 - 道徳的ジレンマ(例:囚人のジレンマ)を通じて、個々の行為が全体の利益に与える影響を分析。 - 他者の行為を前提として自らの行為を考えるべきであるとの主張。 7. 未来の自己との関係 - 現在の自己と未来の自己の関係を再考することで、自己の行動や決定に対する新たな視点を提供。 - 自己の未来に対する考え方が、行動の選択や倫理的判断に大きな影響を与える。 8. バーフィットと仏教的視点 - バーフィットの理論には仏教的な考え方との共通点がある。 - 個人のアイデンティティが流動的であり、他者との関連性が強いという観点からの考察。 9. 結論 - デレク・バーフィットの思想は、現代の哲学において重要な位置を占めており、特に人格同一性や道徳的責任に関する議論に新たな視点を提供している。 - 彼の理論は、哲学的な問題に対する考察を深め、倫理学の発展に寄与している。

Posted by ブクログ