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世界は私たちのために作られていない TOYOKAN BOOKS
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世界は私たちのために作られていない TOYOKAN BOOKS

ピート・ワームビー(著者), 堀越英美(訳者)

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世界は私たちのために作られていない TOYOKAN BOOKS

2,475

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋館出版社
発売年月日 2024/11/29
JAN 9784491056241

世界は私たちのために作られていない

¥2,475

商品レビュー

3.5

15件のお客様レビュー

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2026/03/08

ASD傾向のある人にとって、定型発達の人を基準に作られた世界は異世界みたいなんだろうなあ。ツールとしての言語が一致しても、人間って言外のコミュニケーションの比重がかなり大きいので…。 著者が言っているような日常に潜む苦労は共感するものが多かった。なんとかマスキングしながらマジョリ...

ASD傾向のある人にとって、定型発達の人を基準に作られた世界は異世界みたいなんだろうなあ。ツールとしての言語が一致しても、人間って言外のコミュニケーションの比重がかなり大きいので…。 著者が言っているような日常に潜む苦労は共感するものが多かった。なんとかマスキングしながらマジョリティの人の中に紛れている感覚は自分にもある。定型発達の人間界のルールに馴染むのに苦痛が伴う場合には、配慮が必要ですね。

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2025/12/31

解像度が高過ぎて驚きの連続でした。 物心ついた子供の時から、 とめどなく溢れる思考と映像と音の洪水が 踊り狂う群衆の如く、 頭の中を駆け巡っている事が不思議だったのです。 自分ではその嵐を止められなくて。 (診断を受けたことはありませんが。) 脳内DJ。 感覚過敏。 無意識的...

解像度が高過ぎて驚きの連続でした。 物心ついた子供の時から、 とめどなく溢れる思考と映像と音の洪水が 踊り狂う群衆の如く、 頭の中を駆け巡っている事が不思議だったのです。 自分ではその嵐を止められなくて。 (診断を受けたことはありませんが。) 脳内DJ。 感覚過敏。 無意識的なマスキング。 感情のスポンジ。 外飼いの猫のような友人付き合い。 メルトダウン。 シャットダウン。 モノトロピズム。 なるほど。 ショックなのと腑に落ちる共感とで二重の驚き。 誰に対しても、想像力と配慮のある優しい社会になれば、素晴らしいです。 なので、当事者がここまで大々的に自己開示して、色々と問題提起してくれるのは尊敬します。 しかし、定型かそうでないかの二元論的表現や思考は分かりやすくはあるものの、アプローチとしては上手くないかもと感じました。 ASDの特性の現れ方もきっと千差万別でグラデーションのようになっていて、明確に線引き出来ない部分もあるとしたら、社会へのアクションとしてどのような働きかけが上手いのか、、多数派(という言い方も好きではないが)に受け入れて貰えるのか、、考えるキッカケになりました。 科学的な研究や知識の本ではなく、診察や治療などの医学的な部分もなく、どちらかと言うと日常体験を基にしたエッセーと、周囲の人々や社会への提案のような体裁でした。 生活を送る上での大なり小なりの困難はイメージし易かったです。 さて、知った上で何をしていくべきか。 いやはや、ここまで書いて下さって、ありがとうございました。

Posted by ブクログ

2025/12/23

当事者として共感できる部分と、「いやそこまでは望めないです、そこまで強くは言えないです」と思う部分と両方。 ただ著者も書いているように、ASDの多くは社会でやっていくために幼い頃から常に擬態していてそれはものすごくエネルギーが要るんです、ときどき謎行動が出るのは安心安定のためなん...

当事者として共感できる部分と、「いやそこまでは望めないです、そこまで強くは言えないです」と思う部分と両方。 ただ著者も書いているように、ASDの多くは社会でやっていくために幼い頃から常に擬態していてそれはものすごくエネルギーが要るんです、ときどき謎行動が出るのは安心安定のためなんです、という点についてはちょっと理解されたい。そして擬態は疲れるくせに失敗も多くて、その失敗を100万年反芻し続ける性質もまたしんどいのです(わたしの人生の主成分は恥)。 でもそんなことわたしは大きな声では言えないので(ASDだから)、こうして書いてくれてありがとうございますと言いたい。当事者の書き手はみんな尊敬します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− “私と同じく、あなたは取り繕うことができる。必要とあれば、「普通」を装うことができる。あなたはあらゆることを覆い隠すことができる。人と違っていること、受け入れてもらえないこと。人間関係を維持し、仕事を続けるために。けれどもそれは、つらいことである。とてもつらく、ひどく消耗する。そしてあなたはここで、もう一人のあなたと話している。”(p.3) “自分が深く傾倒しているテーマに没頭することで、自分の神経細胞から恐怖が取り除かれるように思える。正直に言って、特別な興味がもたらしてくれるものなしでは私はやっていけない。”(p.152) “「まあ、私たちみんなそうじゃない?」「そんなことは誰でもやっていることだと思うよ!」 そこには連帯を示そうという意図があるのかもしれない。しかしその結果はいつだって、私たちの困難を矮小化するものとなる。そしてほかの強くて優秀な人たちならうまくやれることに対して、私たちが不平を言っているように感じさせるのだ。これはASD者の自尊心に大きなダメージを与える。こういうことが年がら年中起きているのだ。”(p.266)

Posted by ブクログ