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MORAL 善悪と道徳の人類史
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MORAL 善悪と道徳の人類史

ハンノ・ザウアー(著者), 長谷川圭(訳者)

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MORAL 善悪と道徳の人類史

2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/11/22
JAN 9784065370599

MORAL 善悪と道徳の人類史

¥2,750

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2025/01/06

ヒトの進化、人類史、社会構造の変化、文化と遺伝子の共進化などに興味がある人におすすめ。 ピンカーの『暴力の人類史』や『21世紀の啓蒙』と重なる議論もあり、そのあたりのノンフィクションが好きな人は読み進められそう。 第1章 五〇〇万年、第2章 五〇万年、というように 、大まかな年代...

ヒトの進化、人類史、社会構造の変化、文化と遺伝子の共進化などに興味がある人におすすめ。 ピンカーの『暴力の人類史』や『21世紀の啓蒙』と重なる議論もあり、そのあたりのノンフィクションが好きな人は読み進められそう。 第1章 五〇〇万年、第2章 五〇万年、というように 、大まかな年代区分ごとに章立てされている。気になる章だけ読むことも可能。 「カトリック教会の婚姻・家族計画が個人主義の成立につながった」など蘊蓄も豊富。 ※以下、ざっくりと内容紹介。 人類のモラル・道徳の進化を500万年前から現代まで追いかけていく。 モラルの歴史は人類の進化の歴史である、と著者は述べる。 ヒトが自然界で生き延びてこれたのは、集団で協力することができたから。社会が大きくなると、それを維持するために懲罰の仕組みが導入された。遺伝子と文化が共に進化して、人類はより協調的になり、それに伴い社会はより大きく、複雑化した。 文化進化に続き、社会と政治が進化すると、新たな道徳的問題が生じる。 現代社会は、かつてないほど豊かになったが、同時により分断しやすくなった。右派と左派、リベラルと保守、グローバリズムと保護主義等々。だがモラルの歴史をひもとけば、普遍的な道徳的価値観を見つけられて、それをもとに相互理解できるはずだ。

Posted by ブクログ