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現代日本人の法意識 講談社現代新書2758
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現代日本人の法意識 講談社現代新書2758

瀬木比呂志(著者)

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現代日本人の法意識 講談社現代新書2758

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/11/21
JAN 9784065378250

現代日本人の法意識

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商品レビュー

4.1

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みんなの感想まとめ
  • 日本人法意識分析
  • 日本社会問題提起
  • 法学者視点からの考察
  • 司法制度の未熟さ
  • 現代日本の法的課題
  • 婚姻と離婚の法意識
  • 刑罰と冤罪の視点
  • 法的権利の理解不足
  • 社会停滞の原因探求
  • 法意識改善の重要性

日本人の法意識に潜む深い問題を掘り下げた本書は、法学者で元裁判官の著者が、長年の経験を基に独自の視点から考察を展開します。日本特有の法意識が社会のさまざまな問題を引き起こす要因であることを示し、婚姻や離婚、犯罪、権利、司法制度に関する広範なテーマを扱っています。特に、法意識の未熟さが専門家や一般の認識に影響を与え、制度の適切な運用を妨げている現状を鋭く指摘。著者は、法意識の改善が現代日本社会の停滞を打破する鍵であると考え、その解決策を模索する重要性を訴えています。法と社会の関係を見つめ直すことで、私たちが直面する根深い課題の解明へと導く一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/21

非常に面白い一冊だった。本書は、江戸時代の庶民の訴訟事情から、婚姻、離婚、共同親権、同性婚、冤罪、死刑、契約、裁判まで、かなり幅広いテーマを扱っている。 特に参考になったのが、犯罪と刑罰をめぐる「応報的司法」と「修復的司法」という考え方。犯罪者を罰することだけを重視するのではな...

非常に面白い一冊だった。本書は、江戸時代の庶民の訴訟事情から、婚姻、離婚、共同親権、同性婚、冤罪、死刑、契約、裁判まで、かなり幅広いテーマを扱っている。 特に参考になったのが、犯罪と刑罰をめぐる「応報的司法」と「修復的司法」という考え方。犯罪者を罰することだけを重視するのではなく、被害者と加害者の双方を含めて、犯罪によって生じた問題をどう修復していくのかという発想は新鮮だった。日本はどうも応報的な思考が強いように感じる。 死刑制度についても、著者は明確に廃止の立場を示していて、死刑は報復ではなく、世界的にも廃止の方向にあること、代替として仮釈放のない終身刑という選択肢などを示している。このあたりは、論旨が明快で、読んでいてかなりスッキリした。 著者は33年間、約1万件の民事訴訟を担当した元裁判官で、その後は法学者として研究を続けている。そうした実務と研究の両方を経験しているからこその視点も、この本の面白さだと思う。 一方で、気になったのは、現在の司法や制度に対する批判的な論調がやや強すぎるところ。著者の問題意識はよく分かるし、鋭い指摘も多いのだが、やや一方向から切り込んでいるように感じる部分もあった。 それでも、法律の「読み方」や「仕組み」を学ぶ本とは違い、法律と社会、人間との関係まで視野を広げてくれる本。折に触れて何度か読み返してみたい。

Posted by ブクログ

2026/08/27

後半、難しかった。 日本人の法意識は未熟であり、制度的にも遅れているということが書いてあったと思う。 日本の司法の問題点も色々書いてあった。 人によって考えが違うと思うので、他にも法律の本を読んでみたいと思う。

Posted by ブクログ

2026/01/28

以前読んだ川島武宜先生の「日本人の法意識」(1967年刊)は、日本人の前近代的な法意識を論じた名著であり、明治維新後に急いで輸入した近代法体系と現実の国民生活とのズレが分析されています。 そして本書は、時を経て2024年により刊行されたものであり、半世紀以上経った今、日本人の法...

以前読んだ川島武宜先生の「日本人の法意識」(1967年刊)は、日本人の前近代的な法意識を論じた名著であり、明治維新後に急いで輸入した近代法体系と現実の国民生活とのズレが分析されています。 そして本書は、時を経て2024年により刊行されたものであり、半世紀以上経った今、日本人の法意識は変わったのか、という点に着目しながら読み進めました。 しかしながら、契約や権利などという近代法の概念は今でも根付いていない部分が多く、著者が言うように「日本人は、近代のエッセンスとして消化しておくべきだった事柄を未だ十分に意識、消化していないのではないか?」という指摘にはうなずかざるを得ませんでした。 本書では、犯罪・刑罰・死刑をめぐる法意識(第4章)、冤罪をめぐる法意識(第5章)、権利・所有権・契約・民事訴訟をめぐる法意識(第6章)、司法・裁判・裁判官をめぐる幻想(第7章)、法意識の基盤にある日本の精神的風土(第9章)の章が特に面白かったです。 推定無罪の原則がまだまだ日本には根付いておらず、犯罪の疑いをかけられただけでその人が犯罪者扱いされてしまうという点(第4章・第5章)などは、近代の法意識とは未だ大きくズレがある部分でしょう。 また、日本社会を規定している原則は「法の支配」よりも「人の支配」であり、ムラやタコツボにおける「オキテ」である(第9章)、という指摘も非常に鋭いものです。 「法の支配」の原理は法は権力者をも縛るものであり、法の機能は専断的な「人の支配」から人々を守るものである、という点をよく意識し、理解しておく必要があると強く思った次第です。

Posted by ブクログ

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