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隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
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隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい

白尾悠(著者)

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隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2024/11/20
JAN 9784575247763

隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい

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商品レビュー

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2024/11/20

独居する世帯が増えているというニュースを見た。 一人で暮らすということは人間関係の特に負の部分、合わない人たちの付き合いにおける煩わしさとか面倒くささからは逃れることはできる。自ら選んで独りを貫く生き方もあると思う、それはそれで良いと思う。 一方で他人との繋がりを持ちたくても持て...

独居する世帯が増えているというニュースを見た。 一人で暮らすということは人間関係の特に負の部分、合わない人たちの付き合いにおける煩わしさとか面倒くささからは逃れることはできる。自ら選んで独りを貫く生き方もあると思う、それはそれで良いと思う。 一方で他人との繋がりを持ちたくても持てない人もいるのも事実。しかしながら、もし近くにココアパートメントみたいな物件があればそれぞれの立場の人たち全員にお薦めしたい。ただしその入居条件には「自律」と「自立」が必要、自分の意見を持ちつつも、相手の立場を尊重して相手を思いやることができる人である必要がある。(若しくはそういう意志を持ち合わせてさえいれば、上手くやっていけるはず)できる範囲で構わない、役割分担して誰かが誰かの足りないところを補い合って生きていく、地域社会のこれからのあり方へのヒントも、この本にはたくさん隠されている気がする。この作品のテーマは、まさにタイトルに集約されていると思う。

Posted by ブクログ

2024/11/15

ココ・アパートメント(心地よい暮らしを作るために住人が協働するコミュニティ型マンション)が舞台となっていろいろな世代のいろいろな人が登場する連作小説。 多世代の交流があったり、違う立場の人たちが協力し合って助け合って暮らしていたり… これからの高齢化社会に意外とあっている生き方な...

ココ・アパートメント(心地よい暮らしを作るために住人が協働するコミュニティ型マンション)が舞台となっていろいろな世代のいろいろな人が登場する連作小説。 多世代の交流があったり、違う立場の人たちが協力し合って助け合って暮らしていたり… これからの高齢化社会に意外とあっている生き方なんじゃないだろうか、なんてことを思いながら読んだ。 コミュニケーションをとるのがあまり得意ではない私だけれど、憧れのようなものを感じた。 自分とは違う人を、考え方を、認めることの大切さ、肯定することの大切さを感じさせられた。 「遠くの親類より近くの他人」ということわざがよぎった。 人間同士のコミュニケーションって大切だということを改めて感じる物語だった。

Posted by ブクログ

2024/11/11

これは全世代に読んでほしい! 「ココ・アパートメント」は、家事の一部を住民たちが協働するコミュニティ型マンション。 年代も性別も様々な住民たちの歩んできた道が、一章ごとに語られていく。 どの人たちにも共感できる部分があり、その人の人生に没入してしまった。 毒親やモラハラなど、読む...

これは全世代に読んでほしい! 「ココ・アパートメント」は、家事の一部を住民たちが協働するコミュニティ型マンション。 年代も性別も様々な住民たちの歩んできた道が、一章ごとに語られていく。 どの人たちにも共感できる部分があり、その人の人生に没入してしまった。 毒親やモラハラなど、読むのが辛くなる部分もあったが、最後まで読み切った先には、何とも言えない感情が渦巻いた。 「幸せってこういうことか!」と。 特にプロローグとエピローグが繋がった瞬間が、最高だった。 特に私は子育て中の方におすすめしたい! 子どもの幸せを願う親心に共感し、グッとくるものがあった。

Posted by ブクログ

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