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井筒俊彦 東洋哲学の深層構造
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井筒俊彦 東洋哲学の深層構造

澤井義次(著者)

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井筒俊彦 東洋哲学の深層構造

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会
発売年月日 2024/11/19
JAN 9784766429978

井筒俊彦

¥4,400

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2025/03/27

第1章: エラノス会議と井筒の哲学的思考 - エラノス会議の意義: 井筒がエラノス会議に参加することで、東洋思想に対する意識が高まり、「東洋哲学」の構想が生まれる契機となった。 - 学際的交流: 宗教学や心理学の研究者との交流を通じて、彼の哲学的視野が広がった。 第2章: 「東...

第1章: エラノス会議と井筒の哲学的思考 - エラノス会議の意義: 井筒がエラノス会議に参加することで、東洋思想に対する意識が高まり、「東洋哲学」の構想が生まれる契機となった。 - 学際的交流: 宗教学や心理学の研究者との交流を通じて、彼の哲学的視野が広がった。 第2章: 「東洋哲学」の構築と展開 - イスラーム哲学研究: 1960年代以降、イスラーム哲学の意味論的研究を進め、エラノス会議を契機に「東洋哲学」の概念を強く意識するようになった。 - 存在論と慈識の関係: 東洋思想における存在と慈識の構造的な関連を探求。 第3章: 東洋思想の創造的な読み - 井筒の意味論的アプローチ: 言語哲学の立場から、東洋思想の古典テクストを創造的に読み解く方法論を展開。 - 言語と存在の関係性: 言語が存在をどのように分節化するのか、井筒の視点から分析。 第4章: ヴェーダーンタ哲学の意味論的読み - シャンカラの不二一元論: インド哲学におけるシャンカラの思想を深く掘り下げ、井筒がどのように解釈したのかを明らかにする。 - 意味論的視座: 東洋哲学における存在の観念とその理論的な枠組みを再考。 第5章: 「東洋哲学」の意味論的世界観とその構造 - 哲学的意味論: 井筒の哲学的意味論が、東洋哲学の世界観にどのように寄与しているかを分析。 - 存在のゼロ・ポイント: 絶対無分節の状態における存在のリアリティについての考察。 第6章: 結論と今後の展望 - 「東洋哲学」の可能性と課題: 井筒の「東洋哲学」が現代において持つ意義や課題を論じ、彼の思想が今後どのように発展する可能性があるかを考察。 主要テーマ - 東洋思想の再評価: 井筒のアプローチによって、東洋思想が持つ深い哲学的意義が明らかにされる。 - 意味論的アプローチの重要性: 言語が存在をどのように捉え、理解する上での重要な役割を果たすかを強調。 - 文化の多様性と統一性: 東洋思想の多様な伝統を有機的に統一し、新たな哲学的思索を展開する試み。

Posted by ブクログ