商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/11/06 |
JAN | 9784167922962 |
- 書籍
- 文庫
ナースの卯月に視えるもの(2)
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ナースの卯月に視えるもの(2)
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
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シリーズ第2弾なのだが、前作と変わってミステリ色はあまりない。また、卯月に視える「思い残し」は、患者が死を意識した時に現れるのだが、今作では必ずしも死ぬことまでを意識はしていないが、大きな不安を抱えた患者にも現れている。死にそうな人の話ばかりでは、読者が辛くなるからだろうか。 しかし、幼い娘を持つ若い母親のエピソードは、涙なしには読むことができなかった。どこかで聞いたような話だと思ったら、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のアンと母親のエピソードと同じなのだ。アニメ版では確か第10話で、神回といわれるエピソードだ。そう言えば、卯月が飼うことになったネコの名前もアンだ。 前作から2年ほどたち、卯月は専門看護師を目指し大学院に通っている。新たに卯月に好意を寄せる男性も現れ、このシリーズはもう少し続きそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1冊目より、思い残しへの対応方法が変わっている。 まあ、それは、新しくできた友人の助言があったからこそ。なのかもしれないが。 1冊目を読んでしばらく間が空いていたので、見えるのが「思い残し」であることを忘れていて、「おばけ」かと思ってヒッ。。。と最初思った(笑) でも、すぐに思い出したので大丈夫。 今回、卯月のお母さんが病気になる。 その時、冷静な対応ができなくなる卯月。 読みながら、「わかるよ、わかる。元気のないお母さんなんて認めたくないよね。、よしよし。。。」と、心の中で軽く傾聴しながら読んでた。 家族の中にいる病人。という形は、家族もまた患者である。 それをリアルに書きしめられていてよかった。 でも。。泣くまでは至らないんだけどね。
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【どうしようもなく切なくて、泣ける。元看護師が贈る、命の物語】愛する人が病に侵されたとき、看護師・卯月は……。大切な人を想うすべての人へ贈る感動作。大人気シリーズ、待望の第二弾!
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