商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2024/11/26 |
| JAN | 9784087718768 |
- 書籍
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書楼弔堂 霜夜
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書楼弔堂 霜夜
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商品レビュー
4.4
47件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・活字(夏目漱石) ・複製(岡倉天心) ・蒐集(田中稲城) ・永世(牧野富太郎) ・黎明(金田一京助) ・誕生(甲野賢三の息子甲野昇) 今回は一冊の本を作るための活字から、商品としての本を販売するための流通にまで話が広がり、そして「本のそむりえ」たる弔堂が店を閉めるまで、の話。 活字ができたことにより、本は一気に大量生産が可能なものになった。 複製と模倣の違いを踏まえたうえで、複製(印刷技術のない頃は筆写)が昔の文献を今に伝えてきたのだった。 そして紙。 手漉きの和紙から大量生産が可能な洋紙への移行。 しかし紙とても永遠に残るものではないので、やはりここでも複写して残しておくことが大事という。(余談だが、和紙の修復については国立公文書館のロビーでビデオ上映している) 明治という時代を舞台にしながら、これは確かに現代の読者に向けての本であった。 価格が高い本がいい本というわけではなく、短時間で読むことがよい読書というわけでもない。 読書というのは、コスパやタイパの範疇外のものなのだ。 同じ本を読んでも受け取るものはそれぞれの人によって違い、同じ人が読んでもその時々で感想は変わってくるだろう。 世の中は常に変動していて、本の中身は変わらない。 だから人は本を読んで、己の現在地を確認するのだろう。 ”技術は必要だから改良されるもの。必要は改良に先んじてあるべきもの。そこをはき違えるなら、その文化は滅ぶでしょう。” 本屋の大敵は戦争である、と。 武器の進歩を人間が追いかけるようになっては本末転倒だ、と。 ”真実より村の判断が重視されるものなのだな。真実を知る者も口を拭うのだ。拭うだけでなく口裏を合わせ始める。知っているのに知らぬふりをする。” SNSがない時代から、この国はそうだった。
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年末のお供に。 そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。 あれも捨てこれも辞め、も...
年末のお供に。 そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。 あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。
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出版業界の成り立ち。読書とは。書楼弔堂の最終巻。 相も変わらぬ語り口で、事件が起きるわけでもないのに、スッキリとした読後感で楽しかった。
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