

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京書籍 |
発売年月日 | 2024/10/29 |
JAN | 9784487814527 |
- 書籍
- 書籍
五木寛之セレクション(Ⅴ)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
五木寛之セレクション(Ⅴ)
¥1,980
在庫あり
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
燃える秋と冬のひまわりの2篇からなる恋愛小説。2つの話に共通が女性の自立。ふらふらしながらも最後には自分で決断するまでの葛藤。燃える秋ではペルシャ絨毯に魅了されて語学を学び現地に行くまでの2人の男性との別れの決意。30年かけて女性の美しさ、青春をペルシャ絨毯に織り込ませると言うフ...
燃える秋と冬のひまわりの2篇からなる恋愛小説。2つの話に共通が女性の自立。ふらふらしながらも最後には自分で決断するまでの葛藤。燃える秋ではペルシャ絨毯に魅了されて語学を学び現地に行くまでの2人の男性との別れの決意。30年かけて女性の美しさ、青春をペルシャ絨毯に織り込ませると言うフレーズや老婆が3年かけてもまだまだ完成する事はできないが自分が死んだら孫娘に託す伝統など今読んでも違和感ないストーリーと当時の恋愛の懐かしさや携帯がない時代のやり取りのすれ違い。 冬のひまわりは鈴鹿サーキットを舞台とした物語で1年に一回の耐久性レースで会うという織姫と彦星のような話で恋愛と結婚は違うとだから心に想った人がいてもそばにいてくれたらそれでいいと結婚をするが結婚後も鈴鹿に通う妻を快く送り出すが夜に足元が暗いから迎えに来たという旦那。寡黙な旦那の優しさにきゅんとなる。 女性を中心とした話だけど男の魅了も男性目線たからかさりげなく優しさを滲ませている感じ。 藤堂静子氏が好きな自分は男性目線でのこの恋愛小説もすごく好きになってしまった。色々読みたい。
Posted by