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象徴天皇の実像 「昭和天皇拝謁記」を読む
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象徴天皇の実像 「昭和天皇拝謁記」を読む
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
原武史さんらしい視点がたくさん。「皇太后節子に対する昭和天皇の人物観」(あとがき)とか。 そう、あとがきにある「史料というのは万人に向けて公開されるべき」が原さんの信条。そして「今後も在野の政治学者として、研究を続けてゆきたい」が立場の表明だと思う。
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皇室に興味はないが、太平洋戦争を体験した昭和天皇には、神様扱いから象徴になるまでどんな葛藤があっただろうかと興味がわく。母さんとの確執など、なんだか庶民の家と変わらないところもあり、ほほえましいやら、切ないやら。宮内庁長官の記録を原武史さんが解釈し、講義形式の運びなのでとてもわか...
皇室に興味はないが、太平洋戦争を体験した昭和天皇には、神様扱いから象徴になるまでどんな葛藤があっただろうかと興味がわく。母さんとの確執など、なんだか庶民の家と変わらないところもあり、ほほえましいやら、切ないやら。宮内庁長官の記録を原武史さんが解釈し、講義形式の運びなのでとてもわかり易い。皇室に関することはデリケートで著作の出版はやはりいろいろあるらしい。
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昭和天皇の民間人への声かけにも滲み出る無責任な姿勢が思想として一貫したものであると認識できた。戦争は国民のものであると強調したことで反省の機会を失い、未だに深い議論が起こらないことの端緒となったことは残念である。
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