商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2024/10/21 |
| JAN | 9784121028259 |
- 書籍
- 新書
就職氷河期世代
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就職氷河期世代
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商品レビュー
3.6
33件のお客様レビュー
就職氷河期世代の所得や家族形成、就業率についてデータを基に分析した書籍である。 一般的に就職氷河期世代とはバブル崩壊後の1990年〜2000年までを指すケースが多く、特にバブル崩壊直後の世代の環境悪化を想起しがちであるが、この世代は相対的にまだ恵まれていることがデータを通じて明...
就職氷河期世代の所得や家族形成、就業率についてデータを基に分析した書籍である。 一般的に就職氷河期世代とはバブル崩壊後の1990年〜2000年までを指すケースが多く、特にバブル崩壊直後の世代の環境悪化を想起しがちであるが、この世代は相対的にまだ恵まれていることがデータを通じて明らかになっている。特に興味深いのは、2000年〜2013年卒の世代(本書では「リーマンショック・震災世代」)の雇用環境は、これらの世代で最も悪いことである。落差の点でいえば、バブル崩壊直後の世代のダメージは大きいが、その後の長期停滞の中で出口であるゼロ年代の世代が実はかなり苦労を強いられていた事がデータを基に説明されている。 他にも、出生数に関する分析で興味深い分析がなされている。一般的に氷河期世代の収入減少が、婚姻数や出生数を減少していると考えられている。しかし、35歳時点の出生数は、雇用が相対的に堅調だった氷河期世代前期でも減少が継続し、不況が深化する後期以降で微増している。つまり、雇用環境の悪化が少子化の原因であるという単線的な説明は成立しないことを示唆していると言及している。 その他にも女性に焦点を当てた章等、データを基に通説とは異なる真実を説明しており、興味深く読むことができた。
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僕自身が就職氷河期世代であり、かつ本書がサントリー学芸賞受賞ということで読んでみました。 データを整理して解釈しただけなのにサントリー学芸賞受賞って…正直どうなんだろう? と思いつつ、今後の政策を考えるためには重要な内容だと思いました。 比較対象として、氷河期世代の前後世代(特に...
僕自身が就職氷河期世代であり、かつ本書がサントリー学芸賞受賞ということで読んでみました。 データを整理して解釈しただけなのにサントリー学芸賞受賞って…正直どうなんだろう? と思いつつ、今後の政策を考えるためには重要な内容だと思いました。 比較対象として、氷河期世代の前後世代(特に後続世代)の置かれた状況についても理解できるのが良いです。 実感や直感と客観的状況との間にギャップがあり、とても興味深かったです。 氷河期世代が被害者アイデンティティから少しでも抜け出したいと願う時にも役立つ内容ではないかと思いました。 (追記) ただ、本書をダシにして氷河期世代の実存的な苦しみを軽視しようとする人達(SNS上で観測)がいて、それは嫌だなと…。
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私は氷河期世代ではないが、イメージで非正規が多く就職が厳しかった世代と思っていた。 本書を読むと、多くのデータを用いて客観的なデータで氷河期世代の実態を紐解いており、イメージではない氷河期世代を知ることができる。 私は本書で言う、「リーマン震災世代」で実感として、周囲の就職や所得...
私は氷河期世代ではないが、イメージで非正規が多く就職が厳しかった世代と思っていた。 本書を読むと、多くのデータを用いて客観的なデータで氷河期世代の実態を紐解いており、イメージではない氷河期世代を知ることができる。 私は本書で言う、「リーマン震災世代」で実感として、周囲の就職や所得は厳しいかもと感じていた。 本書は私の世代も含め、バブル世代など他の世代もデータで比較しており、氷河期世代以外の世代についても、データで実態を把握できた。
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