商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2024/10/10 |
| JAN | 9784396350826 |
- 書籍
- 文庫
君と翔ける
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
君と翔ける
¥924
在庫あり
商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
競馬を題材にした小説は数多あるものの、騎手の養成を行う競馬学校にフォーカスしたものは新しいと思って手に取った。 父親が騎手だが自分にはその適正がないのではと悩む祐輝をはじめ、それぞれ訳ありな新入生5人の1年間を追う。 卒業までの3年間でどんなことを学ぶのか、どんな生活が待っている...
競馬を題材にした小説は数多あるものの、騎手の養成を行う競馬学校にフォーカスしたものは新しいと思って手に取った。 父親が騎手だが自分にはその適正がないのではと悩む祐輝をはじめ、それぞれ訳ありな新入生5人の1年間を追う。 卒業までの3年間でどんなことを学ぶのか、どんな生活が待っているのかなど、知らない世界のことを知れるのは単純に面白かった。育ち盛りの10代なのに、身長にかかわらず一律の体重制限が課せられるのは厳しいなと思った。 一方、登場人物みなが異様に幼い印象なのは気になった。規律などかなりカチっとしている場所だろうに、教官や先輩に口答えしたり、馬に文句を言ったりという場面が目についてしまい、もっと情熱をもってまっすぐな感じを期待していたぶん残念だった。キャラのひとつとしてはいいと思うが、少なくとも馬が好きで好きで仕方ない5人だという感じはほしかったように思う。 物語全体としても、いろいろな問題は出てくるのだがそれが解決したのかしていないのかいまいちわからず、風呂敷を広げ過ぎた感じで最後のカタルシスに繋がらなかった。「自分はジョッキーに向いているのか悩む祐輝」という一本の軸に絞ってもよかったのでは。親同士の暴力沙汰もそうだし、LGBTQの話などちょっと軽々しすぎてつらかった。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
競馬ファンであり競馬関連の仕事をしているので競馬の小説については見方が厳しいです。 著者は過去にも競馬の小説を書いていて、あまり記憶は残ってませんが読んでいます。 今回の作品は、なんか中途半端なところで話が終わります。 主人公が持つ葛藤は「わざわざこんな話にしてくても」という印象でした。 まあ、簡単に言えば、あまり面白いストーリーではなかったです。 著者は競馬学校のことや競馬のことについて取材や調査などしたと思いますが、「調べてるんだぞ」というのをアピールしたい感が感じられ、「ダサいな」と思ってしまいました。 また、競馬に関する描写も、本当の競馬好きならしないような表現や言い回しがあり、私のような濃い競馬ファンは冷めてしまいました。 あまりおすすめはできない本ですね。1.5くらいの2評価です。
Posted by 
競馬学校で過ごす青少年たちのお話。 競馬ファンだと「これってあのレースのことかな…」とか「モデルはあの馬かな…」とか何となく察する内容が多く、内輪ネタ的な意味で面白い部分があった。 実際に競馬学校で過ごした日々が最も辛かったと口にする騎手は多く、現役の騎手たちの下積み時代にも思い...
競馬学校で過ごす青少年たちのお話。 競馬ファンだと「これってあのレースのことかな…」とか「モデルはあの馬かな…」とか何となく察する内容が多く、内輪ネタ的な意味で面白い部分があった。 実際に競馬学校で過ごした日々が最も辛かったと口にする騎手は多く、現役の騎手たちの下積み時代にも思いを馳せられる小説だった。 でもなんかなあ、なんかなあ〜という思いから星3 文フリとかで競馬オタクが出す同人小説としてなら評価がもう少し高くなったかもだけど。 取材したとして、参考図書が「オホホ…」となった。作者のひとりはわたしの推し騎手ですが、あれ読んで出すかな!?という感じ。 作中触れられるすべての問題に決着は付かず、「続きはあなたの心の中に☆」とされるには半端だと感じた。
Posted by 
