商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 柏書房 |
| 発売年月日 | 2024/09/25 |
| JAN | 9784760155699 |
- 書籍
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ニューヨーク精神科医の人間図書館
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ニューヨーク精神科医の人間図書館
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商品レビュー
4
24件のお客様レビュー
精神科医の著者が出会った患者さんのエピソードの数々が綴られている。後半は共感に関するお話と自殺予防についてのお話が心に残った。 人にはそれぞれ物語があり、触れ合えば何かしら学びがあって心動かされる、まるで読書のよう。「人間図書館」のタイトルどおりでした。
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この本には、いろんな人がでてくる。それでも、人種も性別も生い立ちも病歴も、そんなの関係なくてみんな、ただの人間だった。スティグマに覆い隠されて見えづらいけど、みんな、私と同じただの人間なんだ。すべて、誰にでも起こりうること。 なんか、この本は本当に要約できなくて、すみません。私...
この本には、いろんな人がでてくる。それでも、人種も性別も生い立ちも病歴も、そんなの関係なくてみんな、ただの人間だった。スティグマに覆い隠されて見えづらいけど、みんな、私と同じただの人間なんだ。すべて、誰にでも起こりうること。 なんか、この本は本当に要約できなくて、すみません。私が言いたいのはこういうことです、相手の立場になって世界をみてみる姿勢をずっと忘れたくないということです。こういうことを考える人間が悪いとか、良いとか、そんなのないと思うんです。そして、差別されがちな人だって、なんかやらかしちゃう人だって、何かがそうさせてるだけで本音は別のところにある。 異常だと思われてても、その問題行動ばかり目立って勘違いされるけれど、本音はそこに隠されたままSOSを発してるだけだったりする。わたしは、そういうことに気づく人間になりたい。 この本は、生きていく「それでも」の、「それでも」の部分をくれたようでした。せめて、ことばにならない声に、耳を傾けるような人でありたい、それがわたしのせめてもの償いかもしれないです。
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デンマークには、様々人から話を聞き、共感を育む「人間図書館」という実践があるそうだが、この本はそこのことに触れながら、ニューヨークの精神科医であり筆者が出会った、同僚の医者、自分が担当した患者について描き、人は本当に共感できるのかについて問い続ける。人種差別、偏見等々、共感を妨げ...
デンマークには、様々人から話を聞き、共感を育む「人間図書館」という実践があるそうだが、この本はそこのことに触れながら、ニューヨークの精神科医であり筆者が出会った、同僚の医者、自分が担当した患者について描き、人は本当に共感できるのかについて問い続ける。人種差別、偏見等々、共感を妨げる要素は、医者の中にもある現実。結局、同じ経験をしない限り、共感はできないのかと失望しつつ、地道な努力によって、患者と共感しようとする医者の存在に救われる。共感に必要なことは、相手に幸せになってもらいたいという思い、見かけや行動などが自分と大きく違っていても実は自分と繋がっていると気づくこと。現在、共感能力が落ちている、それはそれを学ぶ機会が失われつつあるからと筆者はいう。共感は自然にできることではなく、努力が必要と解く。小さな違いに意外にカリカリしてしまう小さい自分を多いに反省したのでした。
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