ニューヨーク精神科医の人間図書館 の商品レビュー
先に読んでいた「隣の植物相談所」の後ろ側の紹介欄で、たまたま見つけて読んだ本書。 今年読んでよかった大賞に早くも躍り出そうです。 昔みたドキュメンタリー映画「精神」に匹敵する驚きと気づきがあり、皆さんに読むことをオススメします。 なぜなら、私たちは皆、偏見に驚くほど無関心で無頓...
先に読んでいた「隣の植物相談所」の後ろ側の紹介欄で、たまたま見つけて読んだ本書。 今年読んでよかった大賞に早くも躍り出そうです。 昔みたドキュメンタリー映画「精神」に匹敵する驚きと気づきがあり、皆さんに読むことをオススメします。 なぜなら、私たちは皆、偏見に驚くほど無関心で無頓着だからです。 「共感するにも努力がいる」は、本当のことだと思います。
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とても読みやすく内容もおもしろかった。 今現在もメンタルヘルス治療におけるスティグマは存在していると思った。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01443035
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精神科医の著者が出会った患者さんのエピソードの数々が綴られている。後半は共感に関するお話と自殺予防についてのお話が心に残った。 人にはそれぞれ物語があり、触れ合えば何かしら学びがあって心動かされる、まるで読書のよう。「人間図書館」のタイトルどおりでした。
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デンマークには、様々人から話を聞き、共感を育む「人間図書館」という実践があるそうだが、この本はそこのことに触れながら、ニューヨークの精神科医であり筆者が出会った、同僚の医者、自分が担当した患者について描き、人は本当に共感できるのかについて問い続ける。人種差別、偏見等々、共感を妨げ...
デンマークには、様々人から話を聞き、共感を育む「人間図書館」という実践があるそうだが、この本はそこのことに触れながら、ニューヨークの精神科医であり筆者が出会った、同僚の医者、自分が担当した患者について描き、人は本当に共感できるのかについて問い続ける。人種差別、偏見等々、共感を妨げる要素は、医者の中にもある現実。結局、同じ経験をしない限り、共感はできないのかと失望しつつ、地道な努力によって、患者と共感しようとする医者の存在に救われる。共感に必要なことは、相手に幸せになってもらいたいという思い、見かけや行動などが自分と大きく違っていても実は自分と繋がっていると気づくこと。現在、共感能力が落ちている、それはそれを学ぶ機会が失われつつあるからと筆者はいう。共感は自然にできることではなく、努力が必要と解く。小さな違いに意外にカリカリしてしまう小さい自分を多いに反省したのでした。
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職場の司書に勧められて読んでみた。予備知識がない状態で、タイトルを見て、「本ではなく人間の時間を借りるなんて面白そう」と思った。 でも、実際は面白いとはかけ離れていて、ずっしり重たい内容だった。 精神科医が出会った患者さんたちの時間を人間図書館に例えたタイトルだった。 精神疾患を...
職場の司書に勧められて読んでみた。予備知識がない状態で、タイトルを見て、「本ではなく人間の時間を借りるなんて面白そう」と思った。 でも、実際は面白いとはかけ離れていて、ずっしり重たい内容だった。 精神科医が出会った患者さんたちの時間を人間図書館に例えたタイトルだった。 精神疾患を抱えた人たちの現実を突きつけられ、心が苦しくなることもあった。そういった人たちに対し、偏見を持たず、共に過ごしていくことができるだろうか。 予測しない場面にいつ自分が当事者又は、身近な存在となり得るのか、そういったことも考えさせられた。
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ハッピーエンドではない。 だが、人間を理解する一歩なのかもしれない。 人は、経験したことは、理解できない。仕方がない、とは思うが、寂しいことだ。私は鈍く、独りよがりな人間だが、違う目線で接することができると、人として成長できるのかもしれない
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善良に生きているつもりだけど、だからこそ共感できなくて?私にもたくさんのスティグマ(負の烙印)がある 強くて優しい著者。 韓国人への偏見を持っていることが恥ずかしい
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1904853171643855238?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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「精神科医の仕事をしながら抱いた思いや感情を綴ったものであり、医学的アドバイスを与えるものではない」という冒頭の言葉に、とても納得する。「医師と患者」というよりも、人間同士の関わり合いの中で生まれた著者の自然な思いが綴られ、読み手にはそれらが違和感なく染み込んでくる。 「共感す...
「精神科医の仕事をしながら抱いた思いや感情を綴ったものであり、医学的アドバイスを与えるものではない」という冒頭の言葉に、とても納得する。「医師と患者」というよりも、人間同士の関わり合いの中で生まれた著者の自然な思いが綴られ、読み手にはそれらが違和感なく染み込んでくる。 「共感するにも努力がいる」の章では「自分が経験した範囲内でしか共感できないのか」という問いに自分自身考えさせられた。そして、「共感能力も学習と意思と努力で発達させることができる」という著者の確信に感銘を受けた。 読書の醍醐味は、現実に体験できることは限りがある中で、未知の世界を知り、ものの見方を広げられることだと思う。本書は、タイトルの「人間図書館」という通り、自分の日常には登場しない人を間接的に知ることで偏見や差別から離れ、自分の見方を広げるきっかけをくれる。精神疾患の人々が登場するが、自分が差別偏見を持ちがちな全ての人に対する学びにもなった。随所に垣間見られる筆者の人間性にも心惹かれた。
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