商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/09/20 |
JAN | 9784087446906 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
昔競馬のテレビゲームをやっていたこともあり、購入。 面白くて一気に読んでしまった。 気性が荒くなかなか本気を出さないエゴンウレア。 だけども、刑務所から出所した亮介、主人公の敬、そして「地元からG1馬を」と他の牧場や競馬場関係者達の熱い想いや努力によって、エゴンウレアが再び輝...
昔競馬のテレビゲームをやっていたこともあり、購入。 面白くて一気に読んでしまった。 気性が荒くなかなか本気を出さないエゴンウレア。 だけども、刑務所から出所した亮介、主人公の敬、そして「地元からG1馬を」と他の牧場や競馬場関係者達の熱い想いや努力によって、エゴンウレアが再び輝く姿は胸を打たれるものがあった。 敬はもともと騎手の夢があったが、装蹄師になり、亮介はトップジョッキーから、トレーニングセンターで調教師の調教をする際の馬乗りに。2人とも夢を諦めざるを得ない立場になって、第二の夢を見つけて、それを実現させる姿も、「自分も今後新しい目標ができて、それに向かって突き進んでいくことがあるかも知れない」ということを感じさせた。 あとは、北海道の地域性とか、のどかな風景が自然と浮かぶような文章で、来年の夏に北海道にいって、牧場を巡ろうと思った。良い本だった。
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久々に、またしばらくして再読したいと思う、面白い小説に出会えた。 人間サイドからの身勝手な話ではあるが、競走馬は色んな人の思いや願いを乗せて走る。その罪深さについては、筆者も作中で何度も言及している。 その走りで人は喜んだり、胸を熱くしたり、明日への活力を得たり、また、人生を...
久々に、またしばらくして再読したいと思う、面白い小説に出会えた。 人間サイドからの身勝手な話ではあるが、競走馬は色んな人の思いや願いを乗せて走る。その罪深さについては、筆者も作中で何度も言及している。 その走りで人は喜んだり、胸を熱くしたり、明日への活力を得たり、また、人生を変えるきっかけを得ることもある。もちろん、逆もまた然り。 馬の走りに思いを乗せる人間の熱さ、ピュアさ、そうした、どうして競馬が面白いのか、どうしてファンたちが競馬に魅了されるのか、というひとつの答えのようなものが本書にはこれでもかと描かれており、たいへん面白い作品でした。 主人公に「主人公感」を与えるためにヤクザとの絡みがあったり、美人とのセックスがあったりと、そこは蛇足かなとは思いました。 しかし全体的にはすごく良かったので星5つです。
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北海道の日高地方から出た気性が超荒くて、2着ホルダーのサラブレッドとらその馬に翻弄される人たちの物語。 感動的なおもしろさ。
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