商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2024/09/17 |
JAN | 9784569857695 |
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サブ・ウェイ
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主人公は東京の地下鉄警備員。地下鉄の中で起きる人間模様やいざこざに焦点を当てるというより、恋人を殺された主人公の犯人捜しの方に重点が置かれている感じ。主人公の行動が、私は正しいんだ、という大義名分のもと少し強引に感じた。警察の捜査に首を突っ込みすぎだし、同僚の悩みや秘密にも直截す...
主人公は東京の地下鉄警備員。地下鉄の中で起きる人間模様やいざこざに焦点を当てるというより、恋人を殺された主人公の犯人捜しの方に重点が置かれている感じ。主人公の行動が、私は正しいんだ、という大義名分のもと少し強引に感じた。警察の捜査に首を突っ込みすぎだし、同僚の悩みや秘密にも直截すぎるのではと思ったり。お話自体は読みやすくてそれなりに楽しめた。
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試験導入された地下鉄の私服警備員として働く明美は、二年前に恋人を殺された。彼に何が起こったのかを知り、犯人の手掛かりを追うためにその仕事に就くことを決めた彼女。しかしさまざまな事情を抱えた人たちに出会い、手を貸すうちにその仕事に意義を感じるようになる。ミステリでもありお仕事小説で...
試験導入された地下鉄の私服警備員として働く明美は、二年前に恋人を殺された。彼に何が起こったのかを知り、犯人の手掛かりを追うためにその仕事に就くことを決めた彼女。しかしさまざまな事情を抱えた人たちに出会い、手を貸すうちにその仕事に意義を感じるようになる。ミステリでもありお仕事小説でもある作品です。 毎日ただ列車に乗り続ける、というのは一見楽なように思えますが。いざ列車の中でトラブルが起こればそれを処理し、困った人に手を貸す、というのは簡単そうに見えて案外とスキルが必要になりそうです。たまたま居合わせた見知らぬ人同士だからこそ起こってしまう事件もあり、はたまた個人間のトラブルに関与することがお節介だと受け取られたり。フィジカルもメンタルも鍛えられそう……! 数々の「事件」が起こるわけですが、これらはどれも実際に起こっていておかしくない気がしました。現実社会に身近な問題だと感じます。そして明美の恋人にまつわる事件もまた、昨今現実で起こっている犯罪のパターン。良くも悪くもリアリティ抜群。だからこそ、彼女たちの働きに励まされる気がしました。あってほしいな、この仕事。
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地下鉄警備員として様々な事件に遭遇する。恋人の死の真相を追うことを密な望みとして働き始めるが、そもそも無理な設定で。私情を挟んではいけないのにやること考えること全体にウエット。明美はあの仕事に就くのはよくなかったのではないか。 あらすじも面白いし、同期も個性的で面白い、せっかくなのでモチーフそのまま、もう一度作品化してほしい。
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