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料理の日本史
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料理の日本史

五味文彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勉誠社
発売年月日 2024/08/30
JAN 9784585320456

料理の日本史

¥2,640

商品レビュー

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2024/12/27

縄文時代から現代に至るまでの中での料理の歴史を、 豊富な画像や史料と共に、その変遷を解説する。 ・はじめに 一 料理の誕生と変遷 二 料理の広がり 三 料理の文化 四 料理文化の展開 五 三都の料理 六 料理の世界 七 近代の料理 ・おわりに 参考文献有り。 縄文時代から現代ま...

縄文時代から現代に至るまでの中での料理の歴史を、 豊富な画像や史料と共に、その変遷を解説する。 ・はじめに 一 料理の誕生と変遷 二 料理の広がり 三 料理の文化 四 料理文化の展開 五 三都の料理 六 料理の世界 七 近代の料理 ・おわりに 参考文献有り。 縄文時代から現代までの日本の歴史の歩みの中で、 料理は変化していった。社会や文化にも影響した料理の歴史。 遺跡の発掘調査から当時の料理や食文化に関する遺物が 出土している。縄文~古墳時代の他、奈良時代の遺跡からは 大量の箸。江戸時代の茶屋跡からも食材等の遺物が出土。 遺された史料から分かる事は多大だ。 各時代での朝廷や幕府、権力者の食材や料理の記録。 儀式や行事の料理や献立の図。関する人々の料理本もある。 描かれた絵巻や屏風、名所図会の挿絵、 書かれた様々な著作、日記や草紙での、食材や料理、 様々の店や屋台に振売り、食に関わる人々や食事の様子、 身分や富貴、庶民の、三都や地方の料理の歴史の変遷が窺える。 精進料理、懐石料理、品数の多い本膳料理の図解。 但し、本膳料理は形骸化され、見るための食べられない料理に。 南蛮料理、普茶料理、料理屋での卓袱料理、 アイヌの食材や料理についても知ることが出来る。 幕末・明治時代からの西洋料理は洋食へ。 主婦向けの料理書や料理雑誌が登場。 そして戦時中と戦後、現代への家庭料理の変容。 軽い内容かなと読んだら、とんでもない。 画像や史料、書物からの引用たっぷりで面白かったです。 食材の種類や料理の豊富さが増してゆくのが文字で体感。 隅々まで読み込んでしまいました。 ルイス・フロイスの『日本覚書』での日本料理との比較が 興味深い。懐石料理、織田信長や豊臣秀吉の献立も。 ただ、画像がモノクロなのと小さいのが残念。 ルーペ使って文と照らし合わすのが大変でした。 あと、『石崎日記』の2カ所の挿絵は逆だと思う。

Posted by ブクログ

2024/10/09

一 料理の誕生と変遷 縄文文化と食事 弥生・古墳時代の食文化 律令制下の料理 天皇の食事 貴族の食事 『新猿楽記』の記す食材と合戦での食事 大臣大饗 中央と地方の食事の風景 年中行事の饗宴と平泉の宴会から見た和食 二 料理の広がり 武士と寺の料理 様々な絵巻に描かれた食事の様子...

一 料理の誕生と変遷 縄文文化と食事 弥生・古墳時代の食文化 律令制下の料理 天皇の食事 貴族の食事 『新猿楽記』の記す食材と合戦での食事 大臣大饗 中央と地方の食事の風景 年中行事の饗宴と平泉の宴会から見た和食 二 料理の広がり 武士と寺の料理 様々な絵巻に描かれた食事の様子 精進料理と武士の食事 『一遍聖絵』の食事風景 三 料理の文化 料理の仕度と提言 様々な人の食事の有様 茶会と接待の料理 食材の流通と本膳料理・酒宴 料理と膳の実際 『七十一番職人歌合』の料理職人 四 料理文化の展開 本膳料理と食材の入手 石見益田氏の料理と本膳料理のその後 南蛮料理 懐石料理への道、益田の料理 精進料理と信長・秀吉の本膳料理 料理茶屋の出現と『醒睡笑』の食の世界 五 三都の料理 都の料理 江戸の料理 『料理物語』と普茶料理 江戸と大坂の経済 井原西鶴の描く長者 『人倫訓蒙図彙』の職人 商人の活動と幕府の饗応の膳 精進料理と祝宴の調理 江戸の料理店と卓袱料理 京都の料理屋、伊勢の料理 応挙の祝宴調理図と大坂の料理屋 六 料理の世界 魚市と魚屋 米屋と寿司屋 料理屋の広がり 屋台と振売り 『江戸名所図会』が描く茶店 京都の料理屋の広がり 郷土料理 七 近代の料理 文明開化と琉球料理 西洋料理 学校教育・家庭料理 ビールと洋食 中流と下層の人々の食事 郷土食 戦時下の食事 家庭料理の現状

Posted by ブクログ

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