商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2024/09/06 |
| JAN | 9784022519993 |
- 書籍
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共犯の畔
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共犯の畔
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商品レビュー
3.6
21件のお客様レビュー
経験も知恵もないものが調子に乗ってポピュリズムに走ると多くの国民が苦労することくらい30年も前から分かっているのに。どの時代にも揺り戻しがあって、ちょうどいい真ん中を貫くことは難しいと痛感。青年たちの10年間の純粋な闘争が報われるのか。最後まで読んで!
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- ネタバレ
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報道の模様から始まる導入。 起きている事件が読者に伝えられ、 次に感情移入しやすそうな気の毒な大学生である 勝也の情報が齎される。 そこから一転して、真鍋の目から見た勝也が 先ほど受け取ったイメージとは違う感じで描き出され 取材らしきものにに答えるインタビューが挟まれ というのが流石の始まり方だと思う。 物語が収束していき、思いもかけない事実が判明するのも 相変わらずの展開。 地獄の川に落ちた犬を叩くという表現が ちょっと引っかかった。 中国で言われる水に落ちた犬を打つという言葉を連想し、 日本人ではないという伏線なのかと勘繰ったが 関係なかったようだ。 一見微笑ましい会合かと思った男女の約束が まさかこんなにも重いものだとは思わなかった。 勝也も年を取ってからこのような関わりになるとは。 しかし犯罪者として裁かれることも覚悟しての行動が凄い。 実際こういうことが起きたとして、執行猶予がつくのか、 議員は無罪放免になってしまうのか気になるところだ。 最後の最後にタイトルの意味が明かされる訳だが、 なるほどそうくるかと唸ってしまう。 自分たちの得になることしか考えない人、 そもそも投票に行かない人、 我々みんなが共犯という罪の畔に立っている。 個人としては投票には必ず行っているし 政治に無関心ではないと思っているが、 それでも現状の酷い政治を変えられていないことは事実である。 投票では変えられず、こうした行動を起こしても無理だとしたなら 一体どうしたら良いのだろうか。
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ちょっと動機が弱いんじゃないかな、これだけの事件を起こすにしては。 それに結局政治家はダメージが少ない。まあ日本らしいっちゃらしいんだけど。スッキリ感が足りない。
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