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巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる 河出文庫
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巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる 河出文庫

石井好子(著者)

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巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる 河出文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2024/09/04
JAN 9784309421353

巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる

¥880

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2025/01/17

2024.12.14-2025.01.17. 表紙の素朴な可愛さに惹かれて本屋で手に取り、「あら、これはどこかで聞いた本だ」と思った。 誰のpodcastだった定かではないが(川村明子さんの『今日のおいしい』だった気もする)、なんとなくこの本が取り上げられたことを覚えていた。ず...

2024.12.14-2025.01.17. 表紙の素朴な可愛さに惹かれて本屋で手に取り、「あら、これはどこかで聞いた本だ」と思った。 誰のpodcastだった定かではないが(川村明子さんの『今日のおいしい』だった気もする)、なんとなくこの本が取り上げられたことを覚えていた。ずいぶん情緒あふれるタイトルだな、と思ったからだ。 東京と巴里はセットでちょこんと並んでいて、どちらも一緒に購入した。 現状、東京は少し時間を置いてから味わいたいなと思っている。 「とにかく、私はよほどお料理ずきらしい。仕事に追われてくたくたに疲れていても、家に帰って台所にはいると、一日のつかれがいやされる。お酒など一杯入ろうものなら、なにか食べさせたくなって、台所に行ってこまごまと料理をはじめる。」 このフレーズは私にはとても理解できないなと感じた。一方で、「母はこの人と同じだな」とも。私にとって料理というものは、母と強く結びついている。お酒を飲みながら、もくもくと好きな料理を作る姿は、小さな頃から今でも変わらない。ストレスや疲れと、母のメニュー量は比例するので、金曜日の夜の食卓はずいぶんと熱がこもっている。 本人は味見で満足するらしく、もっぱら私と父(と、時々妹)がせっせと母の美味しいストレスを消化するのだ。 石井好子さんの文章は、思わず舌を遊ばせてしまうほど、味わい深い。言葉に香りと味があって、素直な描写が想像力をふんわりとかきたててくれる。 こうした本を読んでいると、「料理って楽しいものなのかな」なんて思うけれど、同じ行動をとっていても彼女の感情を理解することはできない。 けれど、「何かを好きな人がその何かの魅力について、宝物のように書いている」本というのはずいぶん魅力がつまっており、「こんな気持ちになりたいな」、「彼女のように料理を慈しめたら」と感じた。 また、一点気づいたことは、エッセイの難点だ。ジャンルや書き手が変わらないので、一気に読むとお腹いっぱいになってしまう。ずいぶん味わって読むことになったのは想定外だった。

Posted by ブクログ

2024/12/28

古典的なフランス料理などが出てきてとてもお腹が空く1冊 本書に登場するお店が、今でも健在するパリはやはり、歴史を感じさせられた アメリカの人は、やはり親切心がたりないのと、食べものに愛情を感じていない。にとても共感した フランスには美味しいものが溢れている

Posted by ブクログ

2024/12/14

1963年に単行本で出版された、名作食エッセイ。オムレツもピザもパエリアも、まったく知らない人がいっぱいいた時代。そんな時代に異国で暮らし、働き、美味しいものをいっぱい食べた女性。それだけでカッコいい。

Posted by ブクログ

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